大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

コードギアス〜反逆のルルーシュ〜

おすすめアニメランキングで1位を取ることもある作品。

第1期25話、第2期25話、計50話の大作。

いつか見なきゃと思いながら、ずっと後回しにしてきましたがとうとう見終わりました。

傑作です。

絶対に2期まで「通しで」見ること!


最初はちょっとバカにしてました。

なぜなら主人公ルルーシュの台詞、しぐさ、ポーズ等が厨二臭全開で、制作年がやや古いこともあり、今見るとちょっとズレてるかな〜と感じてしまったからです。

でも私が間違ってました。ごめんなさい。

ルルーシュはあれでこそルルーシュ

そして最後までやっぱりルルーシュルルーシュだったよ…。


全世界の3分の2を「神聖ブリタニア帝国」が治める世界。

日本はブリタニア帝国との戦争に敗れ、「エリア11」と呼ばれる植民地として支配されています。

ルルーシュブリタニア国王の息子の一人でありながら、幼少期に国王により母親を殺され、妹のナナリーとともにエリア11に移送されます。

成長してエリア11で学生生活を送るルルーシュは、謎の少女「C.C.(シーツー)」と出会い「ギアス」と呼ばれる他人を意のままに操れる力を与えられます。

この力を武器に、母親を殺した国王への復讐とナナリーとの穏やかな生活を求めて、ブリタニア帝国との戦いに身を投じていく、というのが基本設定です(基本設定で既に長いw)。


とにかく物語が壮大、壮絶です。

親子、兄弟、親友、恋人etc.複雑に絡み合った人間関係の中、時に味方、時に敵となり、それぞれが信じる正義のために戦います。

戦いの中で壮絶な最後を遂げる者もおり、えええっ!と驚愕する場面もしばしば。

そして死の間際の想いに思わず涙する場面もあり。

う〜ん。安定(^^)


もうひとつの大きな見所として、戦略と戦略のぶつかり合い、その駆け引きの面白さがあります。

ルルーシュの口グセのひとつが「戦術的勝利に意味はない。戦略的勝利が重要だ!」というもの。

彼も常に万能なわけではなく時には負けることもあるのですが、最終的に自身の思惑通りになるよう、大局的見地から実を取る戦略を組み上げていきます。

その壮大な戦略の終着点が第二部の最終回で訪れるわけですが…ここまでにしておきましょう(^^;)


ロボット物の観点から見てもなかなかの出来だと思います。

私はあまりロボット自体に魅かれることはないのですが、枢木スザクが乗る「ランスロット」、紅月カレンが乗る「紅蓮弍式」などは、出てくるたびにテンション上がりましたし、純粋にかっこいいなと思いました。

ガンダムマクロスエヴァ等と並んで、きっとフィギュア周りも人気なんじゃないでしょうか。


最後にお気に入りキャラを2人。

1人目はブリタニア帝国の研究者、ロイド伯爵。

伯爵でありながら社会的な地位や名誉にはまったく興味がなく、興味があるのは技術の進歩のみ。

ナイトメア(本作におけるロボットの総称)の性能を高めることが至上価値であり、結果的に兵器性能が向上し人が何人死のうと無頓着。

そんなある意味振り切れた性格と、お調子者っぽい口調が妙にツボにハマりました。

もう1人はルルーシュに仕えるメイド、小夜子さん。

序盤は妹ナナリーのお世話をするおとなしいメイドでしたが、話が進むにつれ、実は高い戦闘能力を持つ戦うメイドさんであることが判明していきますw

時にはルルーシュの影武者を務めるほどの有能者。

しかし、任務に忠実過ぎるあまり天然な振る舞いをしてルルーシュをピンチに陥らせることもあり、なかなかの不確定要素です。

そんな、いわゆる「ギャップ萌え」な小夜子さんの活躍を密かに期待していましたねw


それでは、ルルーシュランペルージのダークヒーローっぷりを、存分にお楽しみください!