大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

忙しさと単純作業の癒しと肩の痛みと

忙しいですね(^^;)

4月ということでいろいろ新しいことが始まる季節。

皆さんも仕事に家事に学校にと日々忙しくされていると思います。


仕事で疲れている時はゲームもあまり難しいバトルとかはやりたくなくて、何も考えずぼーっとできるものがやりたいです。

世の中的にはスイカゲームとかかな?あれも結構頭使いますがw

私的にはやはりRPGのレベル上げですね。

操作は単純だけど数をこなさなければならない単純作業。これが疲れた体と心を癒してくれるんです。

最近ではFF14の「エウレカ」というコンテンツをやっています。

コンテンツ内専用のレベルがあって、指定されたモンスターを30体とか60体とか狩り続けるとレベルが上がるという。

これは完全に好き嫌いが分かれる分野ですが、私はこういうコツコツした作業が大好きなんです。


しかしひとつ問題があります。

コントローラーの特定のボタンを押し続けて操作するため、まずは腱鞘炎になる。

最近では指先の負荷が肩の方にまで来ている気がして、慢性的に肩が痛い状態が続いているんです。

たかがゲームでと言われるかもしれませんし、実際本当にそれが原因かどうかは分かりませんが、とにかくゲームをしていると肩も疼くんですよね。

これはさらに歳取ったらゲームもできなくなるのかなあ。

ま、その時は昭和時代のおじいちゃんのように麻雀ゲームでもやるかなw

UNISON SQUARE GARDEN

2004年結成、2008年メジャーデビュー。

SUPER BEAVER同様長いキャリアを持つバンドですね。

アニメタイアップも多く、2015年「血界戦線」のオープニングテーマ「シュガーソングとビターステップ」は人気曲。最近では2022年に話題となったサッカーアニメ「ブルーロック」の主題歌「カオスが極まる」もヒットしました。


今回深掘るにあたって過去作入手から始めましたが非常に作品数が多い!

特に2010年代には1-2年のスパンでアルバムをリリースしており、そのどれもが水準の高いものなので聴き込むのに結構時間を要しました。

普段気に入らない曲はすぐ飛ばしますからねwそういう曲がほとんどなくてこれは嬉しい悲鳴(^^)


音楽性は私の好きなクリアロック(独自用語w)。

田淵智也さんが作り出すキャッチーな楽曲にボーカル斎藤宏介さんの透明感のある声がベストマッチで、とてもお洒落な空間が広がります。

アレンジ(音の鳴らし方)や詞も良いですね。

田淵さんは本バンド以外にも多数のアーティストに楽曲提供を行っており、これまた作品数がめちゃくちゃ多い!

まさに多作家という印象で高いコンポーズ能力を感じさせます。


いつもはおすすめ楽曲を選曲するんですが、上述の通りどのアルバムも水準以上なので選びきれない!

まずは「カオスが極まる」も入っている最新アルバムの「Ninth Peel」からぜひ聴いてみてください。

ミドルバラードの「City peel」や「もう君に会えない」あたりが好きですが、ホントにどれも悪くない曲ばかり。

きっと生活の彩りがひとつ増えるはずですよ!

映像研には手を出すな!

コロナ禍の2020年に放映され結構話題になってましたね。

ご覧になった方もいるのではないでしょうか。

一風変わった作画と独特の雰囲気なので好き嫌いは分かれるかもしれませんが私は好きでした。


極度の人見知りながらアニメ制作の夢を持つ浅草みどり、超現実主義で金儲けが趣味の金森さやか、カリスマ読者モデルながらアニメーターを目指す水崎ツバメの女子高生3人が主人公。

高校の部活動としてイチから映像研究同好会を立ち上げ、様々な悩みや葛藤を乗り越えながらアニメ制作に取り組みます。


最大の見所は、浅草さんと水崎さんのアニメ愛から溢れ出す空想世界の描写です。

浅草さんは"設定"がとにかく大好き。アニメの舞台となる背景世界、登場するロボットや建造物とそのギミック、そこで生活する人々等、暇さえあれば詳細な設定画を描いており、そこから空想の世界に旅立ちます。

浅草さんは幼い頃から人見知りで友達を作ることができず、「自分の最強の世界」を設定画で作っていたわけですが、個人的にはこれは孤独を空想で埋めていた赤毛のアンに通じるものがあると感じました。

この設定画、漫画やアニメを志した人なら必ず一度は描いたことがあるのではないでしょうか。ちなみに本作の原作者はドラえもんを参考にこの設定画を描いているそうです。納得!


もう一人の制作者、水崎さんは"物の動き"フェチです。

人が戦う時関節はどのように動くのか、水がこぼれた時水滴はどのような形を取るのか等、細部にわたる観察眼とこだわりが持ち味です。

時にこだわりが強すぎてコストや納期度外視になることがありますが、そこも良い作品作りには欠かせない要素ということで…。


本作はアニメ制作アニメということで、SHIROBAKOとも共通するものがあります。

特に感じるのは仕事には"期限"と"想定外"が付きものだということ。

アニメも現実も想定外の出来事は起こりうるもので、その時「そんなの無理!」と騒いでも問題は解決しません。

そのような極限状態でも期限は到来するわけで、そこでいかに最適の判断を下していけるかが仕事力なんだと思います。

その点、3人目のメンバー金森さんは優秀です。

金森さんは幼少期よりどうすれば効率的にお金が稼げるかだけを考えて生きてきており、映像研においても組織の設立、外部調整、活動資金の捻出等実務運営に抜群の力を発揮します。

どんな想定外が起きても常に冷静な判断を下し、あらゆる手段(時には裏の手w)で物事を進めていきます。

夢ばかり追いかける制作陣に対しても時には叱り時には理解を示す等飴と鞭を使い分け、モチベーションを下げずに現実的な落とし所を探る手腕はもはやマネジメントクラスですね。

私は金森さんが一番好きです。


このアニメは何も考えずサクッと見ることもできるし、考察しようと思えばすることもできます。見る人によってどちらにも対応できるというのはいいですね。

3人のアニメ愛(金森さんは金儲け愛w)は今後どのように結実するのでしょうか。

まだ掘り下げられてないキャラ(教頭先生とか)もいるので、2期の制作してほしいですね。

通勤に勇気を与えてくれる曲達

通勤大変ですよね。

天気の悪い日も、嫌な会議がある日も、ちょっとお腹が痛い日も毎日会社には行かなきゃいけないし…。お疲れ様です。

ちょっと前に「Get Wild退勤」という言葉が流行りましたが、退勤ならぬ出動時に勇気を与えてくれる曲を選んでみました。

あくまで個人的にということでマイナーな曲ばかりです。アニメとゲームとボカロが多い。

ノリと勢いがベースですが、そこに少しのノスタルジーがある曲が良いですね。

皆さんも自分に勇気を与えてくれる曲を選んで今日も何とか乗り切りましょう!


1.swordland〜アニメ「ソードアートオンライン」メインテーマ

2.閃光〜ゲーム「ファイナルファンタジー13」通常戦闘曲

3.Time To Make History〜ゲーム「ペルソナ4ゴールデン」通常戦闘曲

4.アロー〜H△G

5.はじまりの速度三月のパンタシア

6.ring your bellKalafina

7.This game〜鈴木このみ。アニメ「ノーゲーム・ノーライフ」主題歌

8.STAR〜BiSH

9.アスノヨゾラ哨戒班〜Orangestar

10.マイネームイズラブソング〜Neru

11.Dear〜19's Sound Factory

12.地球最後の告白を〜kemu

機動戦士ガンダム 水星の魔女

2022年に第1期、2023年に第2期が放映されたガンダムシリーズ

私はこれまでガンダムのアニメを見たことがなかったのですが、初の女性主人公のガンダムということと、放映時からいろいろと話題になっていたということを目にして、興味を持ったので見てみました。

確かにこれは語るべき点が多い面白い作品ですね!


まず第1期(12話)ですが、現代社会の様々なテーマを盛り込んだ内容になっています。

・ワーキングマザー

・LGBTQ

・人種混在社会

・AI社会

・地方創生

M&A

ベンチャー、スタートアップ企業

・事業承継、若い世代の成長

ざっと挙げただけでもこれだけのテーマを読み取ることができました。

まずはとにかく多様性(ダイバーシティ)がクローズアップされます。

女性主人公のスレッタはかなり肌の色が濃い有色人種ですし、「学園内の決闘」に勝利するとヒロイン、ミオリネの婚約者(女性同士)になるという学園のルールも当たり前のように語られます。

また企業グループが様々な組織を運営している設定のため、最近の企業経営上よく出てくるテーマが盛り込まれており、ちょっとした経済アニメのようにもなっています。

各陣営において5名前後のメインキャラがいるため登場人物が非常に多い印象を受けますが、前半は比較的分かりやすい展開でスピード感もあるので楽しく見ることができました。


一方第2期(12話)ですが、物語の本質に迫っていくにつれて難解な展開となりました。

登場人物それぞれが負っている宿命が重く、人物の多さがその重さに拍車をかけています。このあたりは進撃の巨人に近いものを感じました。

アニメあるあるですが、本作も特有の設定や用語を理解できていないといっきに置いていかれることになるので、ちょっとだけ設定解説をさせていただきます。


本作の世界はいくつかの企業によって運営されていますが、最大のものがベネリットグループです。

主人公スレッタを始めとする学生達は、ベネリットグループが運営するアスティカシア高等専門学院でモビルスーツガンダム世界のロボット)の専門教育(製造、整備、パイロット等)を受けています。

ベネリットグループは傘下に多数の企業を抱えるコングロマリットですが、その中でも有力なのがジェターク、グラスレー、ペイルの3社で御三家と呼ばれています。

大人も学生もこのベネリット+3陣営に分かれて、いろんな思惑で動いているということを頭に入れてから見ると理解が早いかと思います。


あとはガンダムですね。

ガンダムも作品によって位置付けが変わっているんだと思いますが、本作のガンダムは呪われたモビルスーツと呼ばれています。

キーワードは「パーメット」。

パーメットはこの世界に存在する元素のひとつで、それ自体に情報を共有する機能が内蔵されています。

パーメットをモビルスーツや各種デバイスに組み込むことにより機器間の情報を共有したり操作したりすることができます(すごいw)。

さらにパーメットは人体にも混入させることができ、これにより人がモビルスーツと同調し動かすことができます。混入量を示す数値をパーメットスコアと呼び、スコアが高いほど(混入量が多いほど)高度な活動ができるのです(要は強い)。

一方でパーメットは多量に摂取すると人体に有毒となる元素です。ガンダムクラスのモビルスーツを動かすためには高いパーメットスコアが必要で、そうなるとパイロットの命を奪うほどの有毒性となるため、ガンダムは呪われたモビルスーツとして開発が禁止されています。

このパーメットスコアも事前に知っておくと、序盤で何が起きているのかを理解しやすくなると思います。


ロボットのモデリングや宇宙戦闘の描写は一日の長あり。

ロボット好きの方はもちろん、(私のような)ガンダム初心者も入りやすいアニメだと思います。

二ノ国2 レヴァナントキングダム

ゲオの初売りで買ったゲームで1月半ばからやってます。

そういえば今年のゲオの初売りも結構大きな収穫があり、計10本のソフトを格安で手に入れました。

本作も元々良作と評判の高いものですがなんと440円!めちゃくちゃお買い得でした。

内容も前評判通りの面白さで現在プレイ時間60時間ほど。あと少しでメインストーリークリアですが、今はメイン以外のコンテンツにのめり込んでいます。


基本は超王道のRPGです。

クーデターにより国を追われた王子エバンが、自分の国を新たに興し、争いのない世界を目指す物語。

エバンは常に純真だし仲間達もそれぞれ魅力的で心が洗われます(時々それは良い人すぎるだろうとツッコミたくなる場面もありますが、それは私の心が汚れているからかなw)。

制作はレベルファイブスタジオジブリにも在籍していた百瀬義行(ももせよしゆき)さんがキャラクターデザイン、音楽はあの久石譲さんが担当しており、ジブリのアニメーションにも通じるような良質な世界に仕上がっています。

志田未来さんや西島秀俊さんなどの役者さんが声の担当をしており、ここが少し気になるという意見もありましたが私はあまり気にならなかったですね。


メイン以外のやり込みコンテンツ1、キングダムモードです。

エバンが建国したエスタバニアに世界中から人材を集め、様々な施設を建て、研究や採集を行い国を大きくしていくコンテンツ。

自分の国が大きくなっていく様を見るのは快感で、ちょっとしたシムシティ気分を味わえます。

しかし国を運営、発展させていくにはとにかく金がかかる!w

序盤はまだ国も小さいのでなかなか税収が上がらず、国を大きくする投資もなかなか行えないというジレンマを抱えます。

しかししばらくやっていくうちに気づきました。一番良い方法は「放置プレイ」であると。

自分が何もしなくても国民はせっせと働き税金を納めてくれるので、電源を切らずにそのまま食事にでも行って帰ってきたらお金が貯まってる!なんて素晴らしい国民(^^)

国の金庫がいっぱいになるとそれ以上は増えない仕組みなので、金庫の上限を拡張する研究は最優先に行うことが大事ですね。


メイン以外のやり込みコンテンツ2、進軍バトルです。

自国民を大将とする4部隊を率いて、世界各地のフィールドで敵と戦うモード。

戦況に応じて4部隊を前に出したり後ろに引かせたり、アクション要素も絡むリアルタイムストラテジーのようなゲーム性です。

と書くと何か難しそうという印象を持つかもしれませんが(私も最初はそうでした)、操作はいたってシンプルで難しいアクションはありません。

一方でジャンケンのような3すくみの要素(赤は緑、緑は青、青は赤に強い)やエバンの必殺技で一発逆転を狙えたりと、シンプルなようで意外と奥深い戦略性がありハマります。

全然関係ないですが、それぞれの部隊(ユニット)を見ていると、ファミコン時代の独眼竜政宗ナムコ)の戦場シーンを思い出すんですよね。あれも面白かった。


二ノ国1もやるぞー!(198円で注文済み)

がっこうぐらし!

1月に見てたんですが、ちょっと書くのが遅くなってしまいました。

このアニメ、結構ネタバレ要素が強くて、なかなかうまく書くのが難しいなと思ってたのがその理由です。

なるべくネタバレ回避で書きますが、ちょっとでも嫌な方はバックでお願いします。

特に1話。せめて1話を見終わってから読んだ方がいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


原作は2012年から「まんがタイムきらら」に掲載。

同誌掲載作品の傾向通り、キャラクターは萌え要素の強い可愛いキャラばかり。

しかし内容はそれとは真逆のヘビーなものであり、その点「まどか☆マギカ」に近いと言ってもいいかもしれません(ヘビーさはまどマギの方が格段に上ですが…)。


本作で特筆すべきは、主人公の丈槍由紀(たけやゆき)の行動。

元は引っ込み思案の性格でしたが、今は誰よりも明るく同級生と学校生活を楽しみ、チームのムードメーカーとなっています。

しかし、そんな彼女は他のメンバーには見えていないものと会話しているという設定。

本作の核となるヘビーな展開がトラウマとなり、自分の心を守るために無意識にそのような行動を取っている気がします。

きっと心理学の専門家に見せたら何か解説してくれるんじゃないかな。非常に興味深いと感じました。


キャラとして最も魅力的なのは、先生の佐倉慈(さくらめぐみ)。通称めぐねえ。

おっとりして大人っぽくないことを本人は気にしていますが、何より生徒を守ろうと奮闘する優しく思いやりのある先生です。

最後に生徒達は「卒業」していくのですが、それを見送るめぐねえの姿を見た時は泣きますね。

生徒達にめぐねえと呼ばれるたびに「佐倉先生でしょ」と訂正するのも可愛い。

その意味で癒しの存在でもありますし、当然物語のキーとなる存在でもあるので、本作になくてはならないキャラだと思います。


これくらいかな。やはり書くのが難しいw

なぜか第1期で止まってますが、原作はその後も描かれているし、アニメもたまにおすすめランキングに入ってくるくらい好評だったようなので、2期が作られてもいい気がします。

ただのゆるふわアニメではない意外性を持ち、いろいろ考察ポイントもある本作。ご興味ありましたらぜひどうぞ。