大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

四月は君の嘘

アニメ全22話見終わりました!

「音楽×最高の春アニメ」というレビューを目にしたらやはり見ずにはいられないですよねw

原作は新川直司さん作のマンガで月刊マガジンに連載。

山﨑賢人さん、広瀬すずさんの主演で実写映画化もされているので、タイトルはご存知の方も多いと思います。


主人公の天才ピアニスト有馬公生(こうせい)とヒロインでヴァイオリニストの宮園かをりの云々は、メインストーリーでネタバレにもなるので割愛w

タイトルにもある「嘘」とは一体何なのかというのがやはり一番のポイントでしょうか。


いつも通りその他の見所と好きなキャラなどを…。

(少しだけネタバレありなので気になる方はお戻りくださいっ!)

 


まずは公生と母親との関係。

時に体罰も行われるほど厳しい母親の指導を受けた公生は、「楽譜の奴隷」、「ヒューマンメトロノーム」などと揶揄されながらも、幼い頃からコンクールを総なめにしていきます。

重い病に侵されていた母親は「公生が一人でも生きていけるように早く一人前のピアニストにしなければならない」という気持ちから最後まで厳し過ぎる指導を行いますが、公生はただお母さんに喜んでほしいからピアノを続けているだけ。

悲しいすれ違いのまま母親は亡くなり、大きなトラウマを抱えた公生はピアノが弾けなくなります。

でもそれを克服することができるのもやはりピアノ。

果たして公生はお母さんが遺してくれたものに気づくことができるのか?

…泣いちゃいます(^^;)


次に魅力的なライバル達。

本作には公生と同年代のライバルとして、相座武士(あいざたけし)と井川映見(いがわえみ)が登場します。

どちらも公生を最大の目標としていつかぶっ倒してやる!と思っているのですが、実は公生には常に自分のヒーローであってほしい、圧倒的強さで自分の前を走り続けてほしいという複雑な思いも抱えている。

どちらかといえば、ぶっ倒すというよりいつか自分のことも認めさせてやるという気持ちに近いでしょうか。

「ライバルは敵であると同時に自分を成長させてくれる味方」…名言です。

個人的には井川映見ちゃんが外見も不器用な性格もとてもかわいくてお気に入り♪


最後に公生の幼なじみ、澤部椿(さわべつばき)…の親友である柏木奈緒(かしわぎなお)さん!

恋愛に関して素直になれない椿に対して、常に冷静で的確な突っ込みをし続けてくれるある意味キーマン。

が、当の柏木さんは彼氏いない歴15年(=人生)、その恋愛観はBL(ボーイズラブ)好きから来ているという事実が最終回近くで明らかにされ軽い衝撃を受けましたw

柏木さんにも幸せになってほしいですね。


全編通してクラシックの名曲が流れ(サントラまた入手しましたw)、とても爽やかなアニメです。

音楽ってやっぱり素晴らしい。

機会あればぜひ!