大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

ゆるキャン△

アニメ3連投になりますが…ハマっているのでお許しを(^^;)

ゆるキャンは「ゆる〜いキャンプ」の略。たぶんw

高校の野外活動サークル、通称「野クル(のくる)」に所属するゆるキャラ女子5人が、時にはソロ、時にはグループで、キャンプに向けた準備と実行を繰り返すアニメ。

特にドラマチックな展開はなく、その名の通り、最初から最後までのんびりゆったりほのぼのした空気感の中、キャンプの楽しさを伝えてくれる作品です。


まず、この手の最近の「フィーチャー型アニメ」(と私が勝手に呼んでいる)に特有なんですが、フィーチャーする対象(本作はキャンプ)の掘り下げに手抜き感がありません。

それを一番感じるのが、途中にちょいちょい入る、キャンプ道具の分類や実際のキャンプの仕方についての詳細な解説。

テントやシュラフにはこのような種類がありますよ、とか、テントの張り方や火起こしの手順等々、見ているだけでなるほど〜と勉強になります。

そして、見終わった後、ついついAmazonでそれらのキャンプ道具を検索してしまう自分がww

間違いなく近々ポチッとしてしまいますね!


次に聖地の多さ。

実在の場所やモノが作品内にどんどん出てきます。

主人公のりんちゃん達が住んでいるのは山梨県なので、常に中心に来るのは富士山です。

本栖湖から始まり、朝霧高原やフルーツ公園、ほったらかし温泉など、山梨県と富士山周辺の名所が続々と。

さらに、りんちゃんはソロキャンプ好きで、原付で150km走るという見かけによらず行動派なので、長野県の諏訪湖駒ヶ根まで足を伸ばします。

食レポも多く、山梨名物ほうとう桔梗信玄餅に始まり、ほったらかし温泉名物の温玉揚げ、かなりマニアックな「みのぶまんじゅう」まで、力入ってますよね!

で、先日、ふと思い立ち、実際に山中湖に行ってしまいましたw

富士山を見て、ほうとうを食べ、信玄餅をお土産に…最高でしたね(^^)


そしてこのアニメ、取り上げているのが「冬キャンプ」であることもポイントです。

キャンプと言えば、夏の山でキャンプサイトにテントを張り、バーベキューや飯盒炊爨でカレーを作ったりしてみんなでワイワイする光景がまず思い浮かびますよね。

このアニメは違います。

まず、第1話でりんちゃんが、ボソッと「シーズンオフ最高」とつぶやきます。

冬の湖畔のキャンプサイト。人気はほとんどなく、テントもまばら。

りんちゃんもソロキャンパーなので、一人で飯を作り、誰とも喋らず、富士山だけを前にしてひたすら読書に励みます。

ああ、なんてうらやましい…人嫌いの私には共感できすぎる光景ですね。

そしてひたすら寒そう。

寒さをしのぐための服装や道具についての解説が入って、これまた納得。

そういう意味では、キャンプ部分は決してゆるくなく、軽い気持ちで冬キャンプはできないよな〜と思います。

しかし、その寒さがまた料理を引き立てる!

第1話のカップラーメン(カレー)に始まり、餃子鍋、すき焼き、肉まんetc.あったかい食べ物が本当に美味しそうなんです。

湯気の描き方がポイントですね!


これを見ると、本当にキャンプがしたくなり、そこに行ってみたくなり、それを食べてみたくなります。

意地悪な人、悪い人が出てこないのでドキドキすることはなく、最初から最後まで幸せな気分で見ることができます。

1月からなんと第2期が放送開始予定!隠れた人気があるんだろうな〜。

寒い冬にほっこりしながらいかがでしょうか?