PS4の人気ゲームとして以前からタイトルだけは目にしていましたが、いざ足を踏み入れてみるとこれは…また壮大なコンテンツですね。
とりあえずゲームから入ってみたのですが、3週間経ってもいまだウィッチャーという世界の100分の1も経験できていない気がします。
これではいつこのテーマで書けるか分からないのでw、とりあえずここまでにストックされた情報で書いてみようと思います。
ウィッチャーは、元はポーランドの作家アンドレイ・サプコフスキによって書かれたファンタジー小説です。
1986年にポーランドのSF雑誌に初めて短編が掲載され、これまでに長編5冊、短編3冊が刊行。
全世界で300万部以上発行されているそうです。
知らなかった…。
で、ゲームを開始するにあたってこの原作小説も買い、同時並行で読んでいます。
これは…ザ・ファンタジーですね!大好きなやつ!
日本で言えば、ロードス島戦記やアルスラーン戦記などと同じ位置づけでしょうか。
剣と魔法、巨大帝国と戦争、エルフやドワーフなどの種族、魔女狩りetc.王道すぎる文脈。
主人公のゲラルトはいわゆる魔法剣士で、一匹狼的な生き様でありながら、その戦闘力の高さゆえに国家間の抗争や陰謀に巻き込まれていきます。
その一方で、なぜか行く先々でモテモテで、特に数多く登場する妖艶な魔女達に次々と言い寄られます。このあたりは日本も海外も変わらないお約束ですねw
まあとにかく頼れるカッコいいおじさんて感じです。
そのゲラルトを主人公として、ゲームが開発されました。
第1作、第2作はPC用ゲームとして発売され、それほど売れたわけではなかったのですが、第3作となるウィッチャー3が2015年にPS4用ゲームとして発売されると、最終的に400万本以上を売る大ヒットとなりました。
メインストーリーはいつも通り割愛するとして…本作の最大の特徴は、その圧倒的なボリュームです。
メインストーリーだけで50時間、サブクエストも合わせると優に100時間は超えると言われている通りなかなか話が前に進まず嬉しい悲鳴です。
特にサブクエストは数もさることながら、長さも半端なく、ひとつのサブクエストを終えるのに3日くらいかかったりします。
思わず、これほんとにサブクエ?と言いたくなるくらいそれぞれで重厚な話が展開されますね。
前述した魔女達とのロマンスでは、ceroZ(18歳以上対象)ということもあり結構踏み込んだ描写も…。
ゲラルトさん、原作ではひとりの女性に一途な感じらしいですが、ゲームではなかなか派手にやってますw
ボリュームアップにこれまた一役買っているのが、「グウェント」と呼ばれるゲーム内で行えるカードゲームの存在です。
カードを集めてデッキを作り、戦略的にカードを出しながら相手を倒すというよくある対戦型カードゲーム。
しかし、3セットマッチである、大将を倒すのではなく軍全体の戦闘力で勝敗が決まる、敵味方の戦闘力に影響を与えるカードが豊富、等のルールにより戦略に深みを持たせることに成功しています。
特に3セットマッチというのがポイントで、カードの数が限られている中、いかに意図的に1セット負けるかが極めて重要になります。
負けるが勝ちというやつですね!面白い。
これだけでひとつのゲームが作れるんじゃないかな〜と思って、調べてみたらやはり!グウェントのスマホゲーム、リリースされていましたw
やってみたい…けど時間がないな…涙
原作はまだ1巻も読破できていないですし、ゲームもようやくメインストーリーが中盤という感じで、すべてを把握するにはまだまだ時間がかかりそう。
しばらくはリヴィアのゲラルトとして旅を続けたいと思います(^^)