大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

アルスラーン戦記

年末から読み始めましたが、第1部終了にあたる第7巻「王都奪還」まで読み終わったので書いてみます。


アルスラーン戦記は、「銀河英雄伝説」でも有名な田中芳樹さんによるファンタジー小説

大国パルスの王太子であるアルスラーンが、陥落した王都を取り戻し国の再興を目指して成長していく物語。

1986年に第1巻が刊行され完結が2017年!

80年代に流行った中世ファンタジー小説の典型で、先述の「ロードス島戦記」と並び称される作品ですね。

ただ、なぜか当時この作品は私の目には入らなかったんですよね…。

刊行がロードスより2年早かったからかなあ。

今回、同年代の親戚A君の勧めにより初めて読みました。


これは…一言で言うと「三国志」ですね!

主人公であるアルスラーンは一応パルス王国の王太子ですが、弱冠14歳のおぼっちゃんで最初はまったくもって頼りないw

ですが抜群の人徳を持ち合わせており、なぜかキラ星のような人材が集まってくる。

その部下達の獅子奮迅の活躍により、戦いに次ぐ戦いにおいて連戦連勝。

まさに劉備玄徳ですね!


戦士の中の戦士ダリューンは、関羽張飛

軍師のナルサスは作戦を外したことがなく、まさに諸葛孔明

他にも絶世の美女戦士ファランギースやお調子者色男なのに戦いも強いギーヴ、子供なのにこれまた武芸に秀でたエラムアルフリードetc.

アルスラーンに仕える「部下」達がとにかく魅力的なキャラばかり。

中学生の時に読んでたら、もっと夢中になっていたんだろうなあと思います。


漫画は「鋼の錬金術師」の作者である荒川弘さんによる講談社版が有名で今も連載中。

それを原作としたアニメが2015年と2016年に放映されました。

アニメは今、同時並行で視聴中で、初めは絵に慣れなかったけど見慣れればそこそこ面白い。

Kalafinaがエンディングテーマに使われててまた感動しちゃいましたw


ということで、大体キャラ、ストーリーを把握できたので、いよいよゲームに突入します!