これも語り出したら一晩かかる壮大なテーマですね。
それぞれちょこっとずつさわりだけ書いてみます。
1994年にリリースしたシングル「今夜はブギー・バック」や2ndアルバム「LIFE」が大ヒット。
小澤征爾さんの甥、東大文学部卒などの出自とも相まって、一躍時の人となりました。
もちろん私が小沢さんを知ったのもこの時です。
「LIFE」なんかは特にそうですが、とにかくポップでキャッチー。
どんな人の心にもスッと入ってくるファッション性。
何より本人が楽しそうに音楽を演奏する姿が大好きでした。
LIFEの1曲目の「愛し愛されて生きるのさ」とか何度もギターで弾いたので、今でも指が覚えてますね(^^)
おススメ曲は「さよならなんて云えないよ」。大好き。
小沢さんは大学在学中に「ロリポップ・ソニック」というバンドで活動しており、プロデビューと同時に「フリッパーズ・ギター」に改名。
アマチュア時代は5人での活動でしたがデビューして間もなく2人となり、その相手が中学の同級生、小山田圭吾さんです(ロリポップ・ソニックは小山田さんが作ったバンドです)。
オザケンが流行ってた頃、妹の部屋でCDを物色してたらフリッパーズのアルバムがあり、これ幸いと借りてきてきっちりハマりましたw
ちなみに妹のCD棚は当時の私にとっては宝箱でして、探しに行くと常に新しい発見がありましたね。
スパイラル・ライフとかもハマったな~。
フリッパーズのおススメ、というか聴いておくべきなのはデビューアルバムの「three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった〜」。
後述の「渋谷系」との絡みでも、何というか…とにかく聴かないと議論が始まらない!
そして渋谷系。
当時はいろんな解釈や騒動や議論がありました。
何をもって渋谷系と言うのか、というのが一番の議論の対象で軽々に言うのもはばかられますが…。
それまでの「イカ天バンド」などの音楽とは一線を画し、1980年代のネオアコ、ニューウェーブ、ヒップホップ等幅広いジャンルを融合した都市型音楽、などと定義されます。
よく分からない…w
でも、HMVやタワーレコードの渋谷店でこれらの音楽が特集されていると聞いていたので、それらのレコード店は地方の学生にとっては憧れの地でしたね。
代表的なアーティスト(と言われるの)は、ピチカート・ファイヴ、ORIGINAL LOVE、カヒミ・カリイ、カジヒデキetc.
そしてその中心にフリッパーズ・ギターと小山田圭吾(ソロユニット名はコーネリアス)がいました。
小山田さんが主催していたトラットリアレーベルとかも懐かしい…。
音楽、ファッション、アート、思想、様々な方面に大きな影響を与えた渋谷系ももはや死語となりました。
多くの解釈・考察本も出版されていますので、興味ありましたら読んでみてください。
ということで、やはり多過ぎてまとまらなかったです。
一晩語り明かせる相手が欲しいですw