大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

ウマ娘 プリティーダービー

ゲームをやらない方も一度は目にするくらいの大ヒットになりましたね。

元々2018年にリリースされる予定でしたが、クオリティ向上のため長い発売延期期間を経て、今年2月に正式リリース。

累計1,000万ダウンロードを突破し、日経トレンディのヒット商品ランキングでも堂々の2位。流行語大賞にもノミネートされています。


ウマ娘は、「ダービースタリオンダビスタ)」と「ときめきメモリアルときメモ)」と「アイドルマスター」と「ラブライブ!」を掛け合わせたようなゲーム性になっています。

いずれも推しも推されぬ名作ばかり!これは面白くなるはずですよねw


まずは競馬育成シミュレーションとしてのダビスタ要素。

トレーナーであるプレイヤーは、スペシャルウィークサイレンススズカなどの実在名馬をトレーニングにより成長させ、菊花賞日本ダービーなどのGⅠレース制覇を目指します。

レーニングや休養の手順に工夫が求められることに加え、「サポートカード」と呼ばれる他の馬との組み合わせにより成長に差が出てきます。

後者はダビスタでいう「配合」要素に近いもので、これにより育成に奥深さを加えています。

まあ、より強いサポートカードを求めてガチャ課金に走ることになるわけですが…(^^;)


そして各馬のビジュアルが美少女化されているところがこのゲーム最大のポイント。

馬が走るのではなく、美少女が走る(ホントに陸上部のように全力で走る)。すなわちこれは美少女競走ゲームなんです。

学校を舞台として、日々のトレーニングやイベント、女の子やその友達との会話でステータスや友好度を上げ、最終的に自分の望む結果につなげる。

これはまさにときメモで確立された恋愛シミュレーションゲームのシステムです。面白い。


最後にアイドルマスターラブライブ!などのアイドル育成要素。

それを最も感じるのが、レース後に行われる「ウイニングライブ」です。

ウマ娘達はレース終了後、ファンの前でアイドルのようなライブを行うのですが、その時のポジションがレースの順位によって決まり、1着を取るとセンターとなります。

当然自分が育てたウマ娘にはセンターを取ってもらいたいですし、レースに勝つほど歌える楽曲も増えていきます。

そりゃ育成にも力が入りますよね(^^)


実はメインストーリーも結構感動するものが多くて秀逸。

ウマ娘にスポットを当てた群像劇が展開されるのですが、悩み、壁にぶつかりながらも仲間達との友情や懸命の努力によってその壁を乗り越えていく。

可愛い見た目とは裏腹のスポ根的な側面も持っており、ついつい推しウマ娘を応援したくなってしまいます。

とにかくツボを押さえてきますね。


以上のようなハマり要素が、従来のゲームファンだけでなく、生粋の競馬ファンの心もつかみ大ヒットに繋がったと言われています。

元々放映されていたアニメや声優達のライブ等、クロスメディア展開も多く、しばらくはこのブームも続きそう。

さあ皆さんもとりあえずダウンロードを!