コロナの影響か、音楽業界も新しい動きが少なめ。このまま年末まで行ってしまうのかなあ。
ということで、こんな時は振り返りシリーズ行ってみましょう。
今回取り上げるテーマは「ビジュアル系」。
これはまた一筋縄では行かないテーマですね!
まず「〜系」を語る時一番難しいのは、その言葉の定義です。
何をもってビジュアル系と言うのか?そこに括られるアーティストは誰なのか?
アーティストによっては「俺たちはビジュアル系ではない。そこに括られるのは不本意だ」などと公言する方もいるので、ますます難しいことに…。
ですが、音楽に詳しくない人も含めて世の中の大多数の人に「〜系」として認知されたら、それはもうそこに括られるしかないのかなと個人的には思います。
ということで、ここでのビジュアル系の定義は、「90年代後半に流行したロックバンドで、メンバーの化粧等により見た目も含めてスタイリッシュ、派手、イケメンなどのイメージをリスナーに抱かせた人達」とします。
すみません。めんどくさくてw
ビジュアル系という言葉が全盛を誇ったのは90年代後半ですが、その元祖というかカリスマ的存在になったのはやはりXでしょうか。
ビジュアル系バンドの多くがXのプレイスタイルに憧れ、目標として自分達のバンドを作り上げて行ったのではないかと思います。
GLAYもYOSHIKIに認められ、デビュー曲「Rain」はYOSHIKIがプロデュースしています。
そしてYOSHIKIにGLAYを勧めたのは今は亡きhideだとか…。良い話や。
個人的に好きだったのは、GLAY、LUNA SEA、L'Arc-en-Ciel、SHAZNA、SOPHIAあたり。
うん、メジャーどころばかりですね。まだ若かったしね(^^)
GLAY、LUNA SEA、L'Arc-en-Cielは、絶頂期を迎える直前くらいの曲が好き。
GLAYなら、ずっと2人で…、BELOVED、SOUL LOVEあたり。
LUNA SEAなら、ROSIER、TRUE BLUE。
L'Arc-en-Cielなら、flower、Lies and Truth、winter fallあたり。
いずれも初期のまだクリアな音の頃が好きですね。
SHAZNAとかIZAMとか、若い方はもうご存知ないのかな…。
SHAZNAのメジャーデビュー曲「Melty Love」で初めてボーカルのIZAMを見た時は、誰もが女性だと信じて疑わなかったと思います。
「えっ、これ男なの??」って絶対みんな言ったww
SOPHIAもアルバム買ったな〜。
「街」というシングルがスマッシュヒットしてこれも好きだったけど、一番好きだったのは「黒いブーツ〜oh my friend〜」という曲。
小気味の良いエイトビートでとてもクリアな曲ですが、内容は若くして亡くなった友を想う歌。
涙を誘われた人…は当時はいなかったかなw
でも良い曲。カラオケでもよく歌いました。
90年代後半に間違いなくひとつのカテゴリを形成していたビジュアル系ロックバンド。
今でも第一線の人達もいるので、若い方もシニアの方もぜひもう一度聴き直してみてください!