大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

ソードアート・オンライン(SAO)

長らく私の中でトップオブアニメの地位を占めてきた作品です。

ちょこちょこ書いてはいたけど、このテーマ自体できちんと書いてはいないですよね。

原作は川原礫さん作のライトノベル。アニメ初放送は2012年。

そこから第1期25話、第2期24話、そして現在第3期(たぶん48話くらい)が放送中。

その他、当然のことながら、映画、ゲーム、漫画、グッズetc.クロスメディア展開がされており、とにかくスケールの大きなプロジェクトになっています。

アニメの第3期なんて、1年間かけての放送ですからね。

今のアニメ界においては考えられない期間。アニメ界の「大河ドラマ」と言ってもいいですねw


私が初めて見たのは、2016年頃だったかなあ。

まだ今ほどアニメの沼にハマっていなかった頃ですが、「閉じ込められたオンラインゲームの中で死亡すると現実世界でも死亡する」という設定に衝撃を受け、Wikipediaを読んだ瞬間に見たい!と思ってしまいました。

そこから第2期終了までは、もう我を忘れて見ましたね。

オンラインゲーム特有の表現あり、友情あり、ラブロマンスあり、ちょっとのお色気あり、笑いあり、涙あり…特に第2期のラストなんて…ってここまでにしましょうw

でも見るなら途中で絶対やめないで、第2期終了まではいっき見していただきたいです(^^)


SAOは2022年という近未来の設定だったので、特にITやゲームの分野において、当時としては最新の興味深いテーマが数多く提示されました。

例えば、AIが人間の心を持つことはあるのか、AIと人との交流、VR・ARの社会生活における有用性と課題、フルダイブ(完全)VRの医療への活用可能性etc.

それぞれ考えさせられる話で勉強にもなりましたが、気づけばもう2020年。現実がアニメに追いついてきてしまいました。

あと2年でナーヴギア(アニメ内のフルダイブVR機器)が実用化されてないといけないのに、普通のVRゲームですらまだ一般的になってないぞ。

頑張れ!ゲーム業界!


さて、SAOの劇伴音楽といえば、泣く子も黙る梶浦由紀さん!

サウンドトラックの項でも書いたかもしれませんが、本作品においても芸術性の高い音楽の数々でアニメ音楽の概念をまた一段引き上げてくれました。

今でもSAOの音楽だけでコンサートが開かれています。

個人的にもサウンドトラックの中からまたベストを作ってしまうくらい。

シリーズを通したメインテーマである「swordland」は、いつも気持ちを奮い立たせてくれる曲ですね。


そして、現在放送中の第3期「アリシゼーション編」ですが、さすがに長い!w

前述の通り、放送期間は1年、初回第1話は1時間枠での放送、第3期の中でも第1部から第3部に分かれているetc.すべてが規格外の作品となっています。

ここまで世界が広がってくると、登場人物が多くなり過ぎ、かつ際限なく強くなっていくというドラゴンボールのような展開となり、原作を読んでいない視聴者はやや置いてきぼり感をくらうのではないかなと心配になります。

しかし、映像技術の進歩により、第1期の頃とは比べるべくもない美しい世界と描写が繰り広げられます。

さらに、過去作からずっと見ていると必然的に推しキャラが作られるわけですが、そのキャラが第3期で助けに来たりすると、もう出てきただけでテンションマックスw

シノンきたあああ!」、「リーファちゃんかわいいい!」となるわけです。

そういう意味では「プリキュアオールスターズ(過去作のプリキュアが全員集合する映画)」に近いかな。

作品への愛も試されますので、第3期から見るのは絶対お勧めしません(^^;)


いやあ長いw

ゲーム好きなら絶対お勧め。

1期と2期は絶対通しで。3期はご興味あれば、というSAOでした!