まふまふのコラボカフェが渋谷のタワーレコードで開催されるということで、チケットをゲットし子供と一緒に行ってきました。
相変わらず女子中高生中心の店内に中年男性は私一人とか、席に置いてあるまふまふグッズ目掛けて多くの女性が写真を撮りに来るので座っているのも辛くなり席を立ってしまったとか、いろいろ面白い体験をしましたが今日の本題は渋谷のタワーレコードです。
この「渋谷のタワレコ」は90年代の音楽シーンを生きた人間にとってはまさに「聖地」でした。
(私は当時仙台のタワレコ止まりw)
まだインターネットのない時代、音楽の流行の発信地は全国各地にあるCDショップでした。
圧倒的な陳列スペースに膨大な在庫。
「ここで手に入らなければ他では絶対に手に入らない」と言われました。
店員独自のPOPでレコメンドされたアーティストはそれだけで「お洒落」とされる。
そして生まれた言葉が「渋谷系」です。
小沢健二、フリッパーズギター、オリジナルラブ、フライングキッズetc.
渋谷系については別の記事で書いたので割愛しますが、今回の訪問時も流れていましたよ、オザケンが!
とにかく私のような地方に住む学生にとっては、まさに「遙か遠くの憧れの地」。
それが90年代の渋谷タワレコでした。
まふまふカフェが終わった後、店内をブラブラしましたが(幸せw)、とにかく「ノスタルジー」の一言でした。
大量の手書きPOPは変わらずそこにあり、店内を華やかに彩ります。
まふまふももちろんレコメンドされてましたよ。その横にはヨルシカ。さすがタワレコ、分かってる〜(^^)
タワーレコードってビル一棟すべてがCDショップで、ジャンルによってフロアが分けられているのですが(それがまた憧れポイントw)、今回驚いたのが「アイドル、アニソン、ネット発アーティスト」で占められたフロアがJPOPフロアとは別に作られていたこと。
そういう「時代」ですよね〜。
そして、ワンフロアの半分くらいを占めてる「書籍コーナー」!
「音楽と人」とか「rockin'on JAPAN」とかよく読んだな〜。
それ以外にもユニコーンの特集本とか、JPOP列伝的な本とか、ここだけで半日潰せそうw
そしてそして一番のノスタルジーポイントが、そこかしこに作られた「視聴コーナー」!!
壁から伸びたヘッドホンを耳に当て、操作盤で聴きたい曲をチョイスするとそのCDが視聴できる!
YouTubeやiTunes全盛のこの時代にはもはや不要のシステムだと思いますが、タワレコには変わらずありました!
今思うと、他の人がつけたヘッドホンをつけたりするのはちょっと…ですよねw
でもあの頃はこれしかCDの中身を知る方法がなかったんです。
それこそアルバム1枚ずっと視聴し続けたこともありますね。迷惑な客w
なんかテンション上がりすぎてまとまらない文章になってしまった気もしますが、それだけ興奮する場所だったということが伝わればいいかな。
幸せな空間でした(^^)