大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

ファミ通

最近、「dマガジン」という雑誌のサブスクでファミ通を読んでいます。

これはまた…懐かしい。ということで、思い出話から。


ファミ通は、ファミコン全盛期の1986年に創刊されたゲーム情報誌。

創刊時は「ファミコン通信」でしたが、1995年に通称として使われてたファミ通を正式名称としました。

ファミコン情報誌としては、「ファミリーコンピュータMagazine(ファミマガ)」や「マル勝ファミコン」に続く参入であったためか、当時の小学生への知名度はやや低めでした。

しかしファミ通は、後程紹介する「クロスレビュー」などの名物コーナーに加え、アイドルグラビアや音楽、映画、書籍等、多彩な情報も掲載することで、マルチエンターテインメント雑誌として他社との差異化を図りました。

ファミマガやマル勝ファミコンが90年代に廃刊となる中、長寿発刊を続け、今では唯一の総合ゲーム雑誌となっています。


まずはクロスレビューについて。

これはファミ通の編集者4人がすべての新作をプレイして、1人10点満点、合計40点満点で評価を行うもの(レビュアーは定期的に変わります)。

情報の少ない時代に購入の参考になるのと同時に、隠れた名作なども発掘され、ここからビッグタイトルに育った作品もあったのではないでしょうか。

そしてここでレビューをしていた編集者が、後に出世してゲーム界の大御所になっているんです。

一番有名なのは「浜村通信」のペンネームで登場していた浜村弘一さん。

後にファミ通の編集長となり、エンターブレイン社長、KADOKAWA取締役なども歴任し、今では日本eスポーツ連合の副会長もされています。

他にも東府屋ファミ坊=塩崎剛三さん、バカタール加藤=加藤克明さんも編集長になっていて、コミカルなキャラクターだった人達がそのように出世すると、何か感慨深いものがありますね。


次に「ファミ通町内会」という読者投稿コーナー。

これも私が小学生の頃からほとんど変わっておらず、めちゃくちゃ懐かしい…。

ここに投稿して掲載されると「メタリックガバス」という疑似通貨がもらえて、それをたくさん集めるとゲームソフトやハードと交換できるというシステム。

一度だけハガキを送ったことがあり、掲載号をホントにドキドキしながら買いましたが、もちろん箸にも棒にもかかっていませんでしたww

ガバス、めちゃくちゃ欲しかったな〜。


そして「販売本数TOP30」と「期待の新作TOP30」。

いずれもゲームソフトランキングであり、特に未発売ソフトの期待度ランキングである後者は、ゲーム画面と一言コメントを読んでいるだけでワクワクしましたね。

今年は大作・人気ゲームの発売予定が目白押しで、ランキングも賑わっていました。

少し挙げてみると以下のような感じ。1位はやはりゼルダの続編でしたね!

・Pokemon LEGENDS アルセウス

・ELDEN RING

ソフィーのアトリエ2

・Horizon Forbidden West

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド続編

スプラトゥーン3

ドラゴンクエスト10オフライン


最先端の情報を扱いながら、どこか懐かしさを感じさせてくれるファミ通

これからも長く続いてほしいと思います。