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ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

超初級ドラム講座

2016年に始めたドラム。

今もブラスバンドサークルで叩かせてもらう等楽しくやらせてもらってますが、技術的にはまだまだ初心者の域を出ません。

一生出ない気もする…。

そんな私が講座も何もあったものではないですが、ドラムを始める前に「よく見るけど、よく聞くけど、あれって何なの?」と思ってたところをまとめてみます。


まずはドラムセットを構成する各パーツの名称から。

太鼓やシンバルがたくさん置いてあって凄そうだけど、それ何に使うの?って思いますよね。

最も一般的なドラムセットは、シンバル3つ、タム(太鼓)5つで構成されています。

まずシンバルですが、座って左前にあるのがクラッシュシンバル、右前にあるのがライドシンバル。クラッシュはシャーンという高めの音、ライドはジャーンという重厚感のある音が出ます。

もう一つのシンバルは左足を乗せて使うハイハットシンバル。これは左足を踏みながら叩くとチッチッという固い音が出るので、主にリズムを刻むために叩き続けます。

次にタムですが、一番よく使うのが体の目の前にあるスネアドラム、それから右足でペダルを踏んで叩くバスドラムです。

スネアはバシッという音が出るのでリズムのアクセントとして叩きます。バスドラはドンと響く音なので、低音リズムまたは低音アクセントとして叩きます(踏みます)。

残りはその他のタム3つで、音の高い方(直径が小さい方)からハイタム、ロータム、フロアタム。これらは音のバリエーションを増やして演奏を華やかにするために使われることが多いです。


超ざっくり分けると、ドラム演奏はリズムとフィルインの2つに分かれるので、今回はこの2つに触れようと思います。


リズムは言葉の説明はいらないと思いますが、8(エイト)ビートとか16(じゅうろく)ビートとか聞いたことあるけど何なの?って思いますよね。

日本に多い4拍子の曲の場合、1小節に8分音符8個入れるのが8ビート(タタタタタタタタ)、16分音符16個入れるのが16ビート(タカタカタカタカタカタカタカタカ)です。

いずれもハイハットでリズムを刻むのですが、8ビートは右手だけなのでそれほど難しくない一方、16ビートは右手だけでは間に合わず左手も使うので少し練習が必要となり、ひとつのテクニックに分類されます。

リズムは1-2小節なら問題ないのですが、1曲を通して同じ動作を正確に続けなければならないので、そこが意外と難しい。

16ビートとか時々頭がこんがらがります。ドラムの技術力が問われるポイントのひとつですね(自信なし)。

ですがとりあえず8ビートと16ビートが刻めれば、日本の曲の7割はカバーできると思います。


さてフィルイン。これも言葉だけは聞いたことあるけど、中身が何なのかを正確に把握することは長年棚上げしてきました。

JポップでもAメロからBメロ、Bメロからサビに変わる時に、それまでのリズムとは異なる叩きが入ると思います。

曲を盛り上げたり雰囲気を変えることが一番の目的で、この一連の叩きをフィルインと呼びます。またの名を「おかず」。料理の彩りという意味かな…。

フィルインのバリエーションを数多く持つこともドラムの技術力を測る要素のひとつですが、初心者にはなかなか難しい。

そこでまずは以下の4パターンだけ身につけるのがおすすめです。

①8分音符4つ 🎵🎵 タカタカ

②8分音符2つ→4分音符1つ 🎵♩ タカタン

③4分音符1つ→8分音符2つ ♩🎵 タンタカ

④8分音符→4分音符→8分音符♪♩♪ タタッタ

そしてこれらを組み合わせるとそれっぽいフィルインになるから不思議。

例えば①と②を組み合わせるとタカタカタカタン、②と③だとタカタンタンタカという具合。

スクールでも必ずレッスンの最初に基礎練習としてこの4パターンを練習してました。


長くなりました。

今日はここまでにしたいと思います。

第2回があるかは不明ですw