クリアしました〜。
本編18時間。追加ダウンロードコンテンツの「Left Behind-残されたもの-」3時間の合計21時間です。
元々は2013年にPS3で発売。
「全世界で200以上のゲームアワードを獲得」、オンラインやネットも含めたゲーム通の誰もが「名作」と口を揃える作品。
それはやらないとなと、かねてから気になってました。
最近「2」が発売されて話題にもなっていたので、今回まずは「1」のリマスター版をPS4で購入してやってみました。
しかし最初はとにかく進めるのが苦しかった(涙)。
いわゆる「ステルス系」というやつで、いかに敵に見つからずに近づき倒すかというゲームなので、常に緊張状態を強いられます。
見つかると、大量の敵が押し寄せなぶり殺されるという容赦のない仕打ちw
ceroZでもあり、描写も結構踏み込んだものになっているので、中年には体力的にも精神的にもかなり削られるものがありました。
今まであまり意識したことなかったのですが、個人的にホラーとかステルス系とか実は苦手だったんだなと初めて認識しましたね(^^;)
こりゃ絶対バイオハザードとかできないな。
もしあまりゲームに慣れていない方がやる場合は、絶対に難易度をeasyにすることをおすすめします。
それでも、プレイ時間10時間を超えたあたりからだんだんとそのゲーム性にも慣れてきて、それなりにうまく進められるようになります。
サバイバルゲームなので、武器や回復アイテムも材料を探し自分で作らなければならないのですが(店とかない!)、ゲームを進めるとそういうアイテムも増えてきて生き残れる可能性が高まるので、気分的に楽になったり。
いつものゲームあるあるですね(^^)
そういう「壁」を乗り超えたあたりから俄然面白くなってくるもので、中盤からラストにかけてはいっきに駆け抜けた感じでした。
肝心のストーリーは(いつものように極力ネタバレなしで行きますが)、とにかく考えさせられる場面の多い深いものになっています。
感染症が蔓延した終末世界で、中年のおじさんと少女が目的地を目指してサバイバルしていくというのがベースの設定(映画「レオン」みたい)。
生きるだけで精一杯の登場人物達は、様々な「究極の選択」を迫られます。
自分が生き残るために相手を殺さなければならないのか、世界を救うために自分の命を賭ける必要があるのか、自分や愛する家族が感染者となってしまったらどうするのか…etc.
そしてそのすべては具体的に説明されるわけではなく、会話や表情によって表現されるため、これまた様々な解釈ができる仕様になっています。
その結果、プレイ後にネット上で熱い議論がなされるいつもの展開に(^^)
それを見て「ああ、あの場面はそういうことを意味しているのか」と気づいたり、「いやいや、その解釈は違うだろ」とニヤニヤしたりする幸せループに入れるわけです。
これは、エヴァンゲリオンなんかと同じ仕掛けですね。
タイトルに込められた意味なんかも、クリア後にあらためて考えさせられるポイントなんですよね〜(答えはないんですが)。
かなりゲーム慣れした方とか、レオンとかインディジョーンズとか(例えが古いなw)洋モノっぽい雰囲気が好きな方には絶対おすすめ。
その逆の方は要注意。評判に流されて手を出すと痛い目見る可能性も…。
でもまあ私でも行けたんだから行けるかな。
さあ次はデトロイト ビカム ヒューマンだ!
積みゲー消化していくぞ〜。幸せだ(^^)