大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

CLANNAD〜AFTER STORY〜

昨年9月にCLANNADの第一部を書きましたが、第二部に当たる「AFTER STORY」も見終わりましたので書こうと思います。

CLANNADは第二部からが本番ですね!

第一部だけ見て語ってしまってごめんなさいw

第一部22話、第二部22話、計44話というかなりの長丁場ですが、見るならぜひ第二部まで見てほしいです(^^)


しかし、何が良いのかを書こうとするとすべてが重要なネタバレになってしまうので書けません。

登場人物の名前を書くことすらネタバレになりそう。

でもひとつだけ取り上げるとすれば、やはり主人公、朋也(ともや)の成長でしょうか。

高校時代、投げやりで覇気のない生活を送っていた朋也でしたが、社会人となり、様々な人と出会い、大切なものができ、大人として責任感のある行動に目覚めていきます。

自分以外の人のために頑張ることの大切さ。

大切なものを守るためにも仕事=お金は重要。

そのために学校で勉強するんですw

従って、これはぜひ今、学校生活を送っている中高生の方に見てもらいたいアニメですね。

いい歳した私でさえ「ああ、まだまだ頑張らないといけないな」と思うくらいですから(^^)


さて、第二部で最も強く感じたことは、ゲームをアニメ化することの難しさです。

このアニメ、終盤にかけてやや解釈の難しい場面が多くなり、ネットでは「わけ分からん」という意見も見受けられます。

これはCLANNADがゲームを元にアニメ化されたものであることが原因だと思われます。

CLANNADは2004年にPC向けゲームとして発売され、その後プレイステーションを中心に家庭用ゲーム機にも展開されていきました。

2000年以降のゲーム、特にRPGシミュレーションゲームは、マルチエンディング形式を採用したものが多く、これはプレイヤーの選択に応じてエンディングが多数用意されているというもの。

ゲームでは分岐によりそれぞれの話は独立して語られるのですが、アニメではそれを一本に詰め込まなければならなかったため、アニメが初見の人にとっては「なぜ唐突にこの話が出てくるのか」と混乱をきたしたのではないかと思います。

マルチエンディング形式のゲームとアニメの相反性は非常に難しいテーマですね。


相変わらず渚の両親、秋生と早苗の人格が素晴らしい。

同級生の春原(すのはら)と藤林杏(ふじばやしきょう)がお気に入り。

人と人、人と社会、人と街、様々な繋がりを感じられるアニメです。

時間のある時にじっくりどうぞ(^^)