ちょっと家族と議論したのでこのテーマで書いてみます。
よくテレビとかで「日本人の心に残る名曲」とか「名曲100選」とか「名曲」という言葉が多用されています。
かくいう私も「これは名曲だね」などとしょっちゅう使っているわけですが、「名曲多すぎじゃね!?」と思ったので、きちんと定義を考えてみたいと思います。
まず第一に、その曲を「世の中の多くの人が知って」いなければなりません。
ですので、例えばあるアニメのOP曲を私が個人的にどんなに良い曲だと思っていても、大抵のアニソンは世の中の多くの人には知られていないのでダメだということになります。
流行歌として大ヒットしたことは絶対必要条件ですね。
第二に、その多くの人というのは「老若男女満遍なく」でなくてはなりません。
ですので、例えばDA PUMPの「USA」は大ヒットしましたが、おそらく高齢の方への認知度は低いんじゃないかなと思うのでちょっと違う。
同様に、「ラブ・ストーリーは突然に」は40代以上にはど真ん中ですが、若い方への認知度は低い気がするのでやはり違うかなと。
長い間ことあるごとにテレビで流れたり、地域のイベントで歌われたり、小学校の教科書に乗ったり、老人ホームで演奏されたりetc.…日常の様々な場面で耳にする機会が多いと、満遍なく行き渡るのだと思います。
第三に、老若男女みんなが「いい曲」だと思っていること。
どんなに有名でもあまり好きじゃないという人が一定以上いると、やはり名曲とは言えなくなってしまうのではないかと思います。
大部分の人が無意識に「あれはいい曲だよね」と言ってしまう空気感が必要です。
さて、そんな高いハードルをくぐり抜け、私なりに名曲認定できそうな曲を考えてみました。
・負けないで/ZARD
・糸/中島みゆき
・栄光の架橋/ゆず
・ありがとう/いきものがかり
いかがでしょうか?
前述の条件をクリアするためにはやはりある程度「時の流れ」は必要(特に老若男女条件のところ)なので、2010年代は該当なしになりました。
もちろん人によって感覚が違うので、異論反論はあると思います。
ぜひそういう議論をさせていただきたいですね。
一晩でも二晩でも(^^)