大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

スプラトゥーン3

9月丸1ヶ月お休みしてしまいましたが、今月からまたぼちぼち書いていきたいと思います。


9月9日に今年最も注目されていたスプラトゥーンの新作「3」が発売されました。

発売3日で国内販売本数が345万本。スイッチ用ソフトの中では過去最高のペースということで、想定通りのビッグタイトルですね。

私も2日目に購入しました(^^)


スプラは2015年に初代がWiiU用ソフトとして発売。ゲームシステムとしては対戦ガンシューティング、いわゆる「TPS」です。

TPSって基本的に銃で相手を倒すゲームなので、それまでのゲームは描写が残酷になりがちで、操作も難しくゲーム初心者には敷居の高いものばかりでした。

まずスプラが打ち破ったのはその壁です。

撃つものは弾ではなく液体状の「インク」、それに合わせて使う武器は水鉄砲やバケツや筆などの身近にあるもの。

子供の頃、水鉄砲で水をかけ合ってビショビショになった経験を誰もがお持ちだと思いますが、それをゲームにしたような感じなので、(子供にゲームをさせる親御さんも含めて)心のハードルを下げることにかなり成功しています。


また、基本的に床を「塗る」ことに重きが置かれたゲームシステムなので、無理に敵を倒さずひたすら床を塗っているだけでもチームに貢献できます。

自分は下手だから他の人に迷惑をかけたらどうしようという不安も、ある程度軽減されるように作られているわけです(もちろん高レベル帯ではそうは行きませんが…まあそこは行かなきゃいいんです)。


プレイヤーが操作するキャラはヒトの姿に変化できるイカで「インクリング」と呼ばれます。

上記の卓越したゲームシステムがあるので、マリオやルイージなどの安定キャラで開発することもできたと思うのですが、そこをあえて新たなIPを立ち上げました。

任天堂のキャラクターとしてはあの「ピクミン」以来、14年振りの純新作だったそうです。

この新しいキャラで新しい世界観を展開したことがまた秀逸。

ポップでカラフルな色合い、お洒落な音楽、渋谷っぽいルーズさ、レベルアップすると増えていくイカした服、気だるそうなNPC達が、当時の小学生から10代の人達に受け入れられ大ヒット。

ゲーム自体の人口を増やすことにも成功しました。


肝心のプレイの方ですが、対戦のプレイモードは床を塗った面積の広さで競う「ナワバリバトル」といくつかのルールに沿って争う「バンカラマッチ」。

バンカラマッチの方が勝敗に応じてランクの上下があるので、ガチ勢がいるのはこっち。

私もバンカラではなかなか勝てなくて「ムキー!!」となることがしばしば。

で、疲れた時はナワバリバトルでベタベタビシャビシャ。これはホントにストレス解消になりますよ。何といってもインクのあの液体的感触がいいですね。

さあ、仕事に疲れたあなた。ちょっと「塗り」に来ませんか?