大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

ソフィーのアトリエ〜不思議な本の錬金術師〜

コーエーテクモゲームスの代表的シリーズ作品、「アトリエシリーズ」。

1997年に第1作となる「マリーのアトリエ」がPSで発売されて以降、外伝も含めると30作近くがリリースされている人気シリーズです。

作品毎に主人公やゲームシステムの変化はありながらも、「錬金術」をテーマとしたファンタジーな世界観は一貫しており、固定ファンも多数。

私自身はタイトルは認識していながらも恥ずかしながら一度もプレイしたことがなかったので、シリーズ初心者でも遊びやすいと評判だった「ソフィーのアトリエ」を初めてプレイしてみました。

ちなみにこのソフト、今年ゲーミングPCを新調した時にもらった5,000ポイントくらいのSteamポイントで購入しました。ラッキー(^^)


まずは圧倒的にキャラクターが可愛いです。

主人公のソフィーや親友のモニカ、仕立師のレオンや同じ錬金術士のコルネリア(コルちゃん)、酒場で働くテスさんに後に仲間になる●●(ネタバレのため伏せ字w)、挙げればキリがないですね。

グラフィックが全体的に手描き感のあるふんわりとした絵で、それがゆったりとした空気感とキャラの魅力を高めるのに一役買ってます。

男子も含めてそれぞれ系統の異なる魅力的なキャラクター達は、推しができること間違いなし。

個人的にはモニカとテスさんが好きかなあ。

そのキャラ達とずっと冒険し続けるので、キャラを見てるだけで幸せというのはゲームにおいては超重要な要素ですよね。


次にアトリエシリーズの中核要素となる錬金システム。

これがゲームの世界観とは裏腹のなかなかに骨太なシステムです(^^;)。

基本的にはフィールド等で錬金の材料を集めてきてそれを組み合わせることで目的のアイテムを作り出す仕組みで、序盤は組み合わせも単純でサクサクできるので楽しいです。

しかし後半になると、Aというアイテムを作るためにはBとCが必要で、Cを作るためにはDとEとFが必要でという感じに、まるで樹形図のようにレシピが複雑になっていき作るのが難しくなっていきます。

ここのパーツがないからこのプラモデル完成しないよ!ムキー!みたいな感覚でしょうかw

さらに同じ材料でも品質と追加効果が異なるため、出来上がる同じ名前のアイテムでも強さが全然変わるという…。ここが奥深い。

本当に強いアイテムを作るためには材料の厳選が必要で、最強の材料を手に入れるためにひたすら採集の旅を続けるといったやり込み要素が隠れているんです。

その意味では、ライトから廃人まで幅広いプレイヤー層を相手にできるゲームですね。

あ、もちろんそれを手に入れなくてもクリアはできるように設計されていますからご安心を。私は挫折しましたw


戦闘も意外と難しい。というのは、雑魚が結構強いんです。

適当にプレイしていると、だんだんこちらのダメージは通らず、被ダメージがでかいという状況になっていき、雑魚戦で全滅することが多くなります。

ここでもポイントになるのが錬金で、しっかりとした装備を錬金で作ると戦闘が一気に楽になる仕様です。

その時重要なのがやはりアイテムにつく追加効果。

「ターン終了毎にHP回復とか」、「HPが50%以下になったら自動的に回復アイテム使用」とかの効果はやはり強く、錬金でそういう効果がつく装備を狙って作っていくことになります。


ということで「錬金RPG」とも呼ばれる本シリーズは、やはり錬金システムが常に中心にあるゲームでした。

緻密な計算とコツコツ積み上げるプレイが好きな人にはおすすめのゲームです。

また機会あれば別のシリーズもやってみたいと思います。