大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

supercell

2007年より活動開始。

コンポーザーのryoを中心にイラストレーターや歌い手が集まったクリエイター集団です。

初音ミクを中心としたボカロ文化、今のYouTuberに繋がる動画投稿文化に革命を起こし、さらには米津玄師さん、麻枝准さん、ヒャダイン前山田健一さん)等、今のJPOPを支える人達にも多大なる影響を与えたと言われる存在。

にも関わらず、出てきた時代が早すぎた開拓者であるがゆえに一般認知度が低いので、ぜひ紹介させてください!


ボカロ、動画投稿文化に革命を起こしたのは「メルト」という曲だと言われています。

初音ミクをボーカルとして2007年末にニコニコ動画に投稿されたこの楽曲は、前例のないメロディ、アレンジ、ミクの高い調教技術に加え、歌詞や世界観にも大きな反響があり、瞬く間に再生回数100万回を突破。

さらに、ryoはニコニコ動画の文化を尊重して2次利用に関する制約を特段設けなかったため、歌い手による「歌ってみた」動画、リアレンジ動画、絵師による楽曲をイメージしたイラスト等、関連動画も多数生まれました。

元動画は現在では累計1,400万回以上の再生回数と、2000年代のニコニコ動画としては異例の多さとなっています(YouTubeは除いてですからね)。

米津玄師さんがハチ名義で動画投稿していたように、ニコニコ動画は2010年代のJPOPを支えるアーティストを多数輩出した偉大なるプラットフォームだったと思っています。

またこういう文化が起こるといいですね。


個人的に最も好きな曲は「君の知らない物語」です。

supercellのというよりは音楽人生通してもトップランクに好きな曲。スマホの目覚ましアラーム曲にも設定しています(^^)

アニメ「化物語」のエンディングテーマとして制作され2009年にリリース。

個人的記憶を辿ると、2009年当時、毎週録画して見ていたCDTVのランキングにこの曲がランクインしてきたんです。

まだアニメが市民権を得る前でしたから、アニソンがランキングに入ってくるだけでも珍しい。

私もまったく知らなかったのですが、この曲が流れた瞬間にビビッと体が反応しました。

すぐに紙にメモして近くのレンタルCD屋で探したんですが見つからなかったです…。やはり流通量が少なくて仕入れてもらえなかったんでしょうね。

今ではアニメ界において神曲認定されるくらいすごい存在になっています。


次は「やなぎなぎ」さんの話。

supercellはボーカルを固定しないスタンスで、当初は初音ミクをボーカルに据えて活動していました(というか、最初はボーカルの知り合いがいなかったようです)。

2枚目のアルバム「Today is A Beautiful Day」制作にあたり、ニコニコ動画で「ガゼル」名義で活動していた歌い手をボーカルに迎えました。

supercellでの活動名義はnagi。これが今のアニソン界では外して語ることのできないやなぎなぎさんです。

この経緯もすごい。メルトの話といい、やなぎさんの話といい、やはりsupercellは伝説と言ってもいい存在だと思います。

君の知らない物語もnagiです。


お気に入り曲をピックアップ。

初音ミク時代を合わせてもアルバム3枚しかないのでぜひ全部聴いてほしい。「こゑだ」をボーカルに迎えた3枚目のアルバムも良いんです。

と言いつつ初音ミクはあえて外して、2-3枚目のアルバムから以下選びました。

君の知らない物語

・ヒーロー

・Perfect Day

星が瞬くこんな夜に

うたかた花火

・夜が明けるよ

さよならメモリーズ

My Dearest

・百回目のキス

銀色飛行船

The Bravery

僕らのあしあと

・告白

・時間列車

・We're Still Here 〜泣ける。夜眠りにつく前によく聴いてる曲


かなり多くなったw

2枚目は前半、3枚目は後半に好きな曲が集中してます。

ぜひどうぞ!