大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

My Little Loverと「キャッチー」

先日NHKのSONGSでMr.Childrenをやっていたので録画して見ました。

桜井和寿さんが天才なのはもはや言うまでもないことですが、小林武史さんもやっぱり天才だな〜とあらためて感じました(これも言うまでもないことかなw)。

2人ともキャッチーの天才。桜井さんがメロディーキャッチーなら、小林さんはアレンジキャッチー。

2人が組むとどんな曲でも一瞬で体を(心を)グッと掴みにくるものに仕上がります。

メロディーラインは当然のことながら、使う楽器、選ぶ音、音が入るタイミング、リズムetc.総体としての音楽が今の日本人の体に馴染むものになっているんです。

昔、「演歌は日本人の心」的な表現がありましたが、今なら「ミスチルは日本人の心」と言ってもいいような気がしますね(^^)


前置きが長くなりましたが、My Little Loverです。

小林さんのプロデュースにより1995年にシングル「Man&Woman」でデビュー。

初期メンバーはボーカルのakkoさんとギターの藤井謙二さん。

後に小林さんもキーボードとしてメンバーに加わり、小林さんとakkoさんはその後結婚等々ありますがそのあたりは割愛(^^)

デビューシングルからスマッシュヒットを飛ばし、3枚目のシングル「Hello,again〜昔からある場所〜」がドラマの主題歌に採用されたこともあり180万枚の大ヒット。誰もが知る代表曲となりました。

今聴いてもまあとにかくどの曲もキャッチー。これが売れないわけがないという破壊力ですよね。


私もデビューシングルから聴いてましたが、ファーストアルバムの「evergreen」を小遣いで買いました。忘れもしない大学生協で10%引き!

緑のバックの前でakkoさんが野球のグローブをして座っているジャケット…懐かしい。

そう。ポイントはやっぱりakkoさんなんですw

当時10代の私たちにとってakkoさんは「ちょっと大人のお姉さん」的な立ち位置で憧れの存在でした。

シンプルな衣装で儚げな立ち姿、ちょっと薄めで時に甘めな透明感のある歌声、ノスタルジーすら感じるこの雰囲気が小林さんのお洒落な曲にベストマッチし、私たちは惹かれたんだと思います。


今紹介した初期の曲ももちろんいいんですが、akkoさん出産による1回目の活動休止を経て90年代後半にリリースする曲もまた良い。

「NOW AND THEN〜失われた時を求めて」、「YES〜free flower〜」、「Shuffle」、「空の下で」、「DESTINEY」etc.

YESとか空の下でとか好きだなあ。さらに洗練されていく感じなので、ぜひこちらも押さえていただきたいです!


シンプルだけど華やか。

「キャッチー」という言葉を説明するのは私の永遠のテーマなんですが、このあたりにヒントがありそうな気がしますね。