大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

1枚まるごと良いアルバム〜人はそれを「名盤」と呼ぶ

マニアックシリーズw

あるアーティストを初めて掘り始める時、普通はベストアルバムとかシングル曲集みたいなものから聴き始めます。

その後そのアーティストがリリースしているアルバムを遡って聴いていくわけですが、まれに「ベストアルバムよりこのオリジナルアルバムの方が良い!」というのに巡り合うことができて、それは音楽を聴く者にとって至福の瞬間となります。


通常、シングル曲はアーティスト自身が「よくできた!」と思う曲をリリースしていますし、ある程度売れて耳にしてから聴き込むケースも多いので、大体違和感なく受け入れられます。

一方、アルバムは曲数も多いし、よりそのアーティストの"地"の部分が出てくるので、聴き手としていまひとつ好きになれない曲が混じるという経験をした方もいるのではと思います。

しかし時々「このアルバムは1曲として嫌な曲がなく1枚丸ごと良い!何ならベストアルバムより良い!」と感じるアルバムに巡り合うことがあり、私はそれを「名盤」と呼んでいます。


ということで前置き長くなりましたが、個人的名盤のご紹介です。

古いアーティストは思い出補正がかかっちゃうので割愛して、10年以内くらいのリリース限定で。

相当マニアックになりますがご容赦ください(^^)


1.BiSH 「GOiNG TO DESTRUCTiON」

ベストアルバムは「FOR LiVE -BiSH BEST-」でもちろんこれもいいのですが、翌年にリリースされたこちらのオリジナルアルバムの出来が最高。

松隈ケンタさんの曲が良いんだろうな〜。

特に終盤の「BROKEN」、「STAR」あたりは、苦労を重ねてきたBiSHの心情も滲み出てくるようで涙を誘いますね。私だけかなw


2.緑黄色社会 「溢れた水の行方」

今やトップアーティストとなったリョクシャカですが、2018年ブレイク前夜にリリースしたこちらのメジャーデビューミニアルバムが良い!

まだ音をあまりいじられてないクリアな曲が多く、彼らの原点、スタートラインを感じさせてくれます。

ゲオでジャケ借りして、1曲目の「あのころ見た光」を聴いた時の衝撃は忘れられないですね。私だけかなw


3.ELLEGARDEN 「The End of Yesterday」

2018年の活動再開後、2022年に約16年振りのオリジナルアルバムとしてリリースされた本作は渾身の出来!

重厚さとクリアさを同居させる大好きなロックでこれは本当に名盤。私だけじゃない、万人におすすめできます。


4.きのこ帝国 「タイム・ラプス」

さらにマニアックになっていきますよ〜。

2019年の活動休止前、最後にリリースしたアルバム。

デビューした頃の荒削り感、ある程度の活動期間を経た上での洗練された感、どちらも兼ね備えた良いアルバムです。

これがラストアルバムにならないことを願う。


5.H△G 「青色フィルム」

クリエイター集団H△G(ハグ)のメジャーデビューアルバム。

ボーカルChihoの清涼感ある声にマッチした爽やかな曲ばかりで、全編通して青春を感じられるアルバムです。

H△Gは最近、ドラマ「ゆるキャン△」の主題歌「瞬きもせずに」も歌ってました。まずはこちらからどうぞ(^^)