物語シリーズ第一弾として有名な作品。
個人的には初めての視聴となります。
先にハマったのはエンディングテーマに採用されたsupercellの「君の知らない物語」。
dヒッツのアニソン特集を流しで聴いてたら、出だしからピンと来て、声、メロディライン、アレンジすべてが自分のフレームにぴったりハマる曲でした。
間違いなく今年の一曲。
このアニメは一言で言うと「言葉遊びを楽しむアニメ」ですね。
原作がそうだからなのかな。読んでないから分からず(^^;)
まず台詞の一文が長い!
しかもその一つ一つが説明的と言うか、国語の教科書に出てくるような表現ばかりで構成されています。表示される漢字も難読なものばかりw
そして登場人物同士がその表現で掛け合いを行うので、それがこの作品独特のリズムを生み出しています。
必ずしもそのリズムは万人に受け入れられるものではないので、これを楽しめるかどうかでこの作品の評価が変わってくるんじゃないかなと思います(概ね高評価ですが)。
監督が新房昭之さん、アニメーション制作がシャフトで、これは「まどか☆マギカ」と一緒。
なので、風景描写や音楽等はまどマギを感じさせるような不思議な雰囲気を醸し出しています。
ストーリーはギャグあり、シリアスあり、バトルありw
登場するヒロインもメガネっ娘、巨乳、ボーイッシュ、妹、ロリコン、ネコ耳、天然etc.これでもかというくらい王道路線を提示してきますが、それぞれをギャグに昇華させており不思議とベタではない。
その中でもメインヒロインの「戦場ヶ原ひたぎ」のツンデレ、特にデレ表現は、他には見られない感動的なものに仕上がってます。
冒頭のエンディングテーマとも連動してて「おぉ…」という感じで…って、まあここまでにしておきましょう(^^;)
基本的には男主人公一人にヒロインが次々と絡んでくるハーレム物。
しかし扱っているテーマはアダルトチルドレンやLGBT等、現代社会の問題を先取りしたものになっています。
全体的に大人向けのアニメですが、爽やかな感動も織り込まれてくるので、ご興味あればぜひ!
キャラ毎に変わる主題歌達は間違いなく良いですよ〜。