大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

デトロイト ビカム ヒューマン

またゲームをよく知らない方には、何それ?と思われそうなタイトルですが、PS4では名作と言われる部類に入るゲームです。

私の好物「アンドロイド物」。

しかも「アンドロイドは心を持てるのか」という、これまた直球ど真ん中のテーマを扱っているので、ストーリーはど安定の面白さに仕上がっています。


まずは圧倒的にリアルなグラフィック。

アンドロイドは人間と見分けがつかず、人間は現実と見分けがつかず、テレビの中のテレビでニュースやアイスホッケーの試合をやってるし、雑誌は手に取って読めるし、もう何が何やらですw

そして何より驚きなのが、もはやPS4では当たり前なものとして、それに驚かない自分がいることです。

恐るべしPS4。PS5ではこれ以上何が待っているのでしょうか。


本作の最大の特徴は、プレイヤーの選択により展開が変わっていくマルチストーリーを採用しているところです。

と書くと、「そんなの他のゲームでもよくあるじゃないか」と言われそうですが、その選択肢と分岐、エンディングの数が他に例を見ないほど多いのです。

極端な話、主人公が死んでしまっても物語はそのまま進んでいき、何らかのエンディングを迎えます。

人によってたどり着くエンディングがバラバラなので、プレイ後にネットの感想を見ると、みんな別のゲームをやってるんじゃないかと思うくらい感想や評価もバラバラです。これは面白い。

すべてのエンディングを見て、トロコン(トロフィーコンプリート)するためには何回繰り返しプレイしなければならないのか…。

そういう意味では、人によっては「悪魔のゲーム」になるかもしれません。


最大の敵は、その選択肢。

一言で言うと、選択肢の言葉が簡潔すぎて、それを選ぶと何が起きるのかが分かりにくいw

例えば、家事アンドロイドがお世話をする少女から「寂しいから抱きしめて」と言われた時に出る選択肢が、「達観」、「諦め」、「包容」、「努力」などと出ます。

で、何となく良い印象の言葉だから「包容」を選ぶじゃないですか。

すると、DV気質の父親から「余計なことはするな!!」と怒られ、失敗したような空気になるんです。

「ええっ、そういうつもりで選んだんじゃないのに!」という場面が結構多かったですね。

まあ、そういうのも私は面白かったわけですが(^^)


基本的には移動、イベント、選択肢だけでストーリーが進み、複雑な戦闘システム等はないので、ゲーム慣れしてない方でも行けるかと。

時々短時間でボタン入力しなきゃいけない場面もありますが、入力失敗も分岐であり、それによるストーリーが進んでいくので問題ありません。

というか、入力成功したから正解かというと、それもよく分からないw

完璧に操作すると、「さすがアンドロイドは冷たいな」と人間に思わてるのかもしれませんし…。

とにかく、自分の本能に従って自由にプレイするのがおすすめですね!

貴方の結末はいかに!?