大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

宇宙(そら)よりも遠い場所

ひらがな部分だけ読んで、通称「よりもい」。

女子高生×南極…って、もうどんだけ組み合わせれば気が済むのっ?と思いながら見始めましたが、また狙い通り感動してしまいました(^^;)


監督がいしづかあつこさん、シリーズ構成・脚本が花田十輝さん、アニメーション制作がマッドハウスという組み合わせは、人気アニメ「ノーゲーム・ノーライフ」のチーム。

文部科学省国立極地研究所海上自衛隊なども協力しており、何かいろいろ力が入っています。

神回は第12話。全13話なので、おっと、また最終回ちょい前に神回が来るパターンだ。いいかげんに考察しないとな。


別々の環境で生きてきた見ず知らずの女子高生4人が、ふとしたきっかけで出会い、南極を目指す物語。

私はもちろん南極には行ったことがないですが、フィーチャー物アニメの基本として南極の考証には手を抜いてないっぽい。行ってみたい…。

それぞれが家族、友人、仕事、学校等で事情を抱えており、それを南極という壮大な目的と4人の友情によってちっぽけな悩みに変えていく展開。

そのため毎回4人のうち誰かにフォーカスされる群像劇的展開となり、ベースはほんわかまったりしてるのに、油断してるといつの間にかプチ感動させられていますw

全体を貫く大テーマが、小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)ちゃんと南極で消息を絶ったお母さんの話なんですが、その回収が第12話。

これも「亡くなったお母さんとの話とかよくあるよな〜」と油断してたら、最後の最後でやられたw

見事な回収。泣いたww


そして今回はストーリーの話ばかりになり恐縮ですが、もうひとつの注目が第5話。

玉木マリことキマリちゃんの親友、めぐっちゃんのお話。

めぐっちゃんはキマリの幼馴染で、幼い頃からぼーっとしているキマリの面倒を見てくれてきたお姉さん的存在。

しかしキマリが南極に行くことを決めたことから、めぐっちゃんにも心境の変化が訪れます。

そこでめぐっちゃんが取った行動とは??

さらにこのめぐっちゃん、他の話でも以外なキーマンになってたりして…って、ああもうこれ以上は言えないw

このアニメ、4人以外の脇役が少な目なんですが、めぐっちゃんはかなりのバイプレイヤーになってます。

メガネもかわいい(^^)


4人の中で一番のお気に入りは、アイドル歌手でもある白石結月(しらいしゆづき)ちゃん。

アイドルなので外見がかわいいのもあるんですが、一番好きなのはその声。

声優が早見沙織さんといって、今やアニメ界では大御所の部類に入れてもいいのではないかというくらい有名な方。

代表作も山のようにありますが、私にとって一番身近なのはドラクエ10のヒロイン、アンルシア姫の声ですね!

でも、妖精とか精霊とか不思議な雰囲気を醸し出す役も結構多く、今回のアイドルといい、とても幅広い役どころをこなされる方だなと思ってます。

最近ようやく声優さんにも目が行くようになりましたね。


毎回最後の3分に予想外の展開があり、それがプチ感動に繋がる秀作。

そういう意味では王道。女子高生×南極というイロモノ設定で敬遠することなく、視聴をおすすめします。

だとすると次は女子高生×釣り(放課後ていぼう日誌)かなあ。ホント多いよなw