大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

紅白歌合戦振り返り

年も明けてもうしばらく経ってしまいましたが、個人的良かったポイントなど思ったことをつらつらと。


一番おぉっ!となったのはやはり、GReeeeNの登場ですね。

顔出しNGを貫き通してきた彼らがとうとう!?とネットもかなりざわつきましたが、結果的にはCG映像ということでさらに謎が深まる結果となりました。

良かったのは、NHKが「演出上の都合」としてそれ以上の説明をしなかったこと。

うんうん、謎は謎のまま残してくれたことでGReeeeNの魅力がさらに高まりましたよね!


BABYMETAL。

2010年結成、紅白で歌った「イジメ、ダメ、ゼッタイ」も2013年の曲なのでようやく…。嬉しい限りです。

事前に最も話題になっていたのは、「神バンド」と呼ばれるバックバンドが登場するかどうかでしたが、ビジュアルとしてはちゃんと登場して演奏もしてくれている感じでした。

演奏も歌唱も良かったので、もう少し長く演奏してほしかったな〜。


YOASOBI。

最初の出演者発表時に名前がなく、やっぱりダメだったかとショボンでしたが、追加で発表されたのでホッとしました。

米津さん出演の時と同様、会場の雰囲気がとても幻想的でしたね。

元々、小説を歌にしているという経緯から、本に囲まれて歌っているのかなと思ってみたり。

バックバンドの空気感も素晴らしかった。特にベースの女性がかっこよかったです。


YOSHIKI

今回はENDLESS RAINをQueenメンバーやサラ・ブライトマンがリモートで一緒に歌うということで、そのナレーションからビビりました。

コロナ禍を意識したYOSHIKIのメッセージや朝陽(夕陽?)と共に演奏する映像も良かった。


そして星野源さん。

昨年コロナ禍とともに話題となった「うちで踊ろう」に2番の歌詞を加えて、新バージョンとして演奏ということでした。

リアルタイムで聴いている時から、ん??って思いましたが、あらためて読み返してみてもこの歌詞はかなり衝撃的なものです。

「人間は結局は一人」、「こんな馬鹿な世界からは目を閉じて耳を塞いで日々を淡々と過ごしていこう」、「でもそれに飽きて生き残っていたらまた君と話そう」etc.

お気づきになりましたか?結構ドキッとする歌詞じゃないでしょうか。

私は星野さんの楽曲をたくさん聴いているわけではないのでよく分からないのですが、ファンの方の書き込みを見ると、星野さんの曲はこういうズバッと切り込む歌詞が多いんだそうです。

さすが紅白、大晦日ということで、地を出されてきたのかな〜と思いました。

私はこの歌詞、かなり好きです。


最後に、紅白ってアイドル、演歌、バンド、シンガーソングライターetc.日本の音楽界のすべてが盛り込まれた総決算的な番組ですよね。

あまり録画で見るものでもないので、それをリアルタイムで半強制的に全部見る必要があります。

そうすると当然、自分が見たいところとそうでないところが出てきて、「え〜、この曲は私にとってはどうでもいいな〜」というネガティブ反応を皆さん必ず1度はしたことがあると思います。

でもこれよくよく考えると大事なことでして、例えばすべてが見たいアーティストのみで構成されていたら、CMもない紅白ではトイレに行く暇もないですよw

そうはいっても大晦日の夜の時間帯。トイレ、歯磨き、着替え、皿洗い、布団敷きなど、結構やらなきゃいけないこと多いですよね。

これらの作業を、その人にとって「まあ見なくてもいいかなアーティスト」の間に行うためにも、あのようにバラエティに富んだ面々で構成されることはとても大事なんだと思います。


最後は相変わらず私くらいしか考えないだろうな的な内容になってしまいましたがw、未だに音楽界の総決算たる紅白歌合戦は偉大な番組です。

末永く続けていってほしいな〜と思います。