通称「ずとまよ」。
中高生を中心に人気のネット系アーティストで、特にここ1年で一気にメジャーシーンに出てきました。
ヨルシカ、YOASOBIと合わせて「夜好性」アーティストなどとも呼ばれます(主に名前に夜が使われるため)。
2018年に初めてYouTubeに投稿した楽曲「秒針を噛む」が、初週で20万再生、半年で1,300万再生を突破しいきなりのスマッシュヒット。この曲も好き♪
昨年リリースした「正しくなれない」は、映画「約束のネバーランド」の主題歌として書き下ろされ、これもかなり注目されました。
フロントマンでボーカル・ギターを務めるACAね(あかね)さんは、デビュー時(たぶん)女子高生。
共同製作者として、作曲・編曲にボーカロイドクリエイターのぬゆりさん、映像作家にアニメーターのWabokuさんなど。
正直初めて聴いた時は「ああ、最近流行りの…」という程度で、あまり強いインパクトを受けませんでした(すみません>_<)。
ですが先日、NHKのSONGSで組まれた特集を見ておぉ!っとなりました。
最大の衝撃は、オリジナルで作られた特殊な楽器の数々です。
例えば、昔の映画館で使われていた映写機(オープンリール式テープレコーダー)を使った演奏。オープンリールのテープを直接叩いたり、伸縮させたりして音を出すのですが、とても電磁的というか宇宙的?な音が出ます。
他にも、ブラウン管テレビを使った打楽器や、扇風機を使った琴(扇風琴)など、昭和時代の産物を活用した楽器が目白押し。
それらを使ってライブも行うので、ライブシーンがレトロ、からの幻想的な雰囲気に包まれます。
やはり音だけで判断するのは早計ですね〜。見て良かった。
ネット系のアーティストは、大体最初は自宅で制作したものをYouTubeに公開して活動を始めるのですが、先日ネットのインタビューでACAねさんの自宅の写真を見てまた超ビックリ!
一言で言えばボロボロwでも素晴らしい!
録音時は当然音が出るので、中学生のACAねさんは手作りの吸音材を自分で壁にペタペタ貼って、手作りの防音室を作っていました。
ご本人も「どこまで効果があるかは分かりませんが、まあ気合いですよね」と語っています。確かにその通り!
そういうよく分からない盲目的、直情的な熱意が、夢への道を切り開く原動力になるのだと思います。
歳をとるとこういうのができなくなるんですよね(^^;)
さあまずは、YouTubeで動画を見るところから始めてみてはいかがでしょうか?
今の流行はYouTubeからです!(テレビではない…)