大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

Editorial(Official髭男dismのアルバム)

久し振りにゲオに行って、アルバムCDを大量に借りてきました。

順番に聴いていってピンと来たものがあればこちらで紹介します。


まずはOfficial髭男dismが8月にリリースした最新アルバム「Editorial」。

もはや説明不要のアーティストですし、アルバム収録の半数近くが既に配信等でヒットしている曲ですので、間違いのない逸品です。

私はこういう場合、アルバムのみに収録されている曲を集中的に聴くのですが、どの曲を切り取ってもキャッチー以外のものが出てこない!

耳障りが良く、印象に残るフレーズも随所に散りばめられ、後からつい口ずさんでしまう曲ばかりです。

これはもはやミスチルと同レベルの安心感がありますよね。


ヒット曲ばかりのこのアルバムの中でも最も話題となったのは、アニメ「東京リベンジャーズ」の主題歌「Cry Baby」です。

ランキングにいる期間も一番長く…というか今でもランクインしています。

最大の特徴は転調の多さ。作曲者の藤原聡さん本人も「10回は転調しているんじゃないか」と言っており、YouTube界隈でもこの点に言及する動画がたくさん出ています。

AメロからBメロ、Bメロからサビは当たり前。

サビの中でも転調が行われるくらいで、そのたびに違う世界線に移行してしまったのではないかという感覚に陥ります。

普通はそこまで転調されると「何か気持ち悪いな」と感じるものなんですが、髭男のすごいところは転調すらもキャッチーに仕上げてくるところなんです。

ちょっと音楽的に説明する知識も言葉も持ち合わせていないので、これ以上の分析はできませんが、ぜひ転調を意識してこの曲を聴いてほしいと思います。


それから取り上げたいのは、4曲目の「フィラメント」に使われている「階段」。

階段は私がいつも言っている独自命名作曲手法で、同じメロディーラインを音階をずらして繰り返すもの。

Bメロ?部分の「曇ってた視界が少しずつ晴れた そこに在ったのは巨大なパズルで」あたりに使われている階段が、他の曲で多用されている階段とちょっと印象が違くて、これがめちゃくちゃ心地良いんです!

(具体的にどう違うのかを書き始めたら収拾つかなくなったので割愛w)

そして、このBメロ切り替えがまた秀逸で、Aメロ2回目繰り返しの途中からいつの間にかメロディーラインが変わってBメロっぽく移行してる。

意識して聴かないと気づかず通り過ぎちゃうのですが、その気づかせないところがすごいところなんだと思います。


でも一番好きなのはやっぱり「パラボラ」ですね!

去年のデジタルシングル曲ですが、配信された時からそのテンポと伸びやかさが私の体にフィットしてヘビロテしてました。

今回久しぶりに聴いたけどやっぱり好き(^^)


というように、私のように小難しいことは考えず、ぜひこのアルバムから純粋に好きな曲を見つけてみてください!