大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

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紅白歌合戦(まふまふが9割)

紅白振り返り行ってみましょう!

と言っても、タイトルにある通り、まふまふが他の見所を根こそぎ持っていきました。

それくらい圧巻のパフォーマンスでした。

ということで、まふまふが9割のw紅白振り返り行ってみましょう!


正直本番までは一抹の不安がありました。

なぜなら選曲が「命に嫌われている。」だったからです。

まふまふの知名度を上げた歌い手としての代表曲ではありますが、元々はカンザキイオリさんのボカロ曲で自身の曲ではありません。

何より歌詞の内容がボカロ曲特有の「死」をテーマにした刺激的なもので、その手の曲に慣れていない紅白視聴層にネガティブに捉えられるリスクがありました。

長い時間を経て辿り着いた紅白の舞台。しかもネット系アーティスト代表として道を切り拓く場で、初っ端から敬遠されたら嫌だな〜とかいろいろ考えちゃいました。

しかし!すべては杞憂に終わりました!!


まふまふの歌唱力は当然のことながら、NHKの演出がとにかく良かった!

イメージカラーの白を基調とした幻想的な舞台セット、YouTube等の動画をオマージュしたバックの映像、歌詞の表示方法etc.

そして何より曲のアレンジが最高!

曲短縮をうまく利用し、1番からブリッジ→ラストサビに繋げてくれたことで、全体として前向きな印象を与える曲に仕上げてくれました。

「ここは無難に『夢のまた夢』(まふまふのオリジナル曲)」とか思ってしまった自分が恥ずかしい…。

あの時あの場で披露するのは「命に嫌われている。」しかなかったですね!!

ごめんなさい、そしてありがとう!NHK


その他のポイントを少々。

やっぱりやってくれたドラクエ!「そして伝説へ」は、最後にすぎやま先生に捧げる曲となり感無量の年末となりました。

BiSHはやはり生歌が厳しかったか…。「プロミスザスター」最高の選曲だったのに。もう少し力を抜いて歌ってくれてもよかったかな。

紅白全体としては「カラフル」というテーマに合わせた「色」の見せ方が素敵でしたね。

特に何度もステージに出てくる一面の花々は見ていて癒されました。


今回の藤井風さんやAwesome City Club等、近年の紅白はその年に流行ったアーティストをきっちりと入れてこようとする姿勢が見られていいですね。

視聴率は徐々に低下しているようですが、音楽業界の総決算としての位置付けにある紅白は、すごい番組であることに変わりはありません。

ぜひ今後も末永く続けていただきたいと思います!