大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

流行り歌を聴く人がまた増えてきた気がする

雑感シリーズ。

皆さんはこういう台詞を聞いたり言ったりしたことありませんか?

「昔はよく音楽聴いてたんだけど、最近の曲は全然知らないんだよね〜。」

私は人生で50回くらい聞いたことあります(^^)


ほとんどの人が一度は音楽にハマる時期があるんです。

その多くは中学・高校時代で、周りの友達がみんな音楽を聴き始めるので、自分もついていかなければと思って流行り歌を中心に集中的に聴くことになります。

私も最初のリンドバーグはそうでした。

しかしその時期を過ぎると自分の価値観が確立されてくるので、本当に音楽が好きな人はそのまま追い続けますが、そうでない人は他の趣味に割く時間が増えるため自然と音楽から離れていくことになります。

そのため上記のように「昔は聴いてたけど、今は聴かない」という方が多くなるのだと思います。


もう一つ、社会全体の価値観が多様化してきたことも背景にあると思います。

90年代までは流行り歌は明確に目に見える形で提示されていました。

例えば90年代であれば、前半のトレンディードラマ主題歌、中盤の小室系、後半のビジュアル系など、大部分の人が同じ曲を聴いていました。

音楽を伝える主な媒体がテレビだったことがその主な要因だと思われます。

しかしインターネットが発達した2000年代以降、スカパー、着うた、iTunesニコニコ動画YouTubeと媒体が変化するにつれて、聴き手の価値観が多様化し流行り歌の定義も曖昧になっていきました。

ランキングでもひとつの曲がずっと1位にい続けることは稀で、毎週新曲が目まぐるしく入れ替わるようになります。

つまり「みんなが聴いている曲ではなく、本当に好きな曲だけを聴く時代」に移行していったんだと思います。


しかししかし、最近また、結構多くの人が知っている流行り歌が増えてきた気がするんです。

2018-19年の米津玄師、2020年のYOASOBI、2021年のAdo等、流行り始めの頃でも「あ〜それ聴いたことある」という方が多くなり、爆発後は社会現象と言ってもいいくらいになる。

これは2000年代にはあまり見られなかった現象です。

この要因としては、音楽サブスクサービスが全盛期を迎えたことが考えられます。

Amazonプライム等の音楽配信サービスを契約する人が増え、家事や仕事中に音楽をかけるようになりました。

まるで昔のラジオや有線放送のように次から次へと流行り歌が流れてくるので、自然と体の中に染み込んでいく人が増えてきたんだと思います。


素晴らしいことですね!

ぜひまた周りの人と音楽トークができる時代になってほしいなと思います。