大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

FF14 暁月のフィナーレをクリアした

そして人生を考えたという話なので、小難しい話になりますw


ファイナルファンタジー(FF)14は、2021年1月から始めてこれまで基本的に毎日やってます。

仕事で遅くなったり、疲れてログインする気が起きない時は休みますが、1日1時間くらいマイペースでコツコツと続けてきました。

そして先日とうとう最新パッケージ「暁月のフィナーレ」のメインストーリー(パッチ6.0)に追いつきクリアすることができました。

FF14が新生リリースされたのが2013年で、そこからずっと語られてきた「ハイデリン(世界の根幹的な存在)」のお話が6.0で一旦完結です。感無量。


ここまで2年3ヶ月くらいかかったわけですが、FF14のメインストーリーは私のゲーム人生の中でもトップクラスで感銘を受けるものとなりました。

一言で言えば「死生観」。

人はなぜ生きて死んでいくのかという人間として絶対に答えの出せない問題に切り込んでおり、非常に考えさせられるものでした。

手塚治虫さんの「火の鳥」も同じように死生観を提示していますが、私の中ではこれに並ぶレベルです。

もちろんストーリーの詳細は書けないので、以下はプレイしながら私が考えていた私見となります。


本作は最終的には宇宙規模の話となります。

大宇宙の法則の中では人の営みはあまりにもちっぽけなもので、言うなれば"チリ"みたいなものです。

でもだからと言ってこの小さな命に意味がないかというとそうではなく、何十億もの命が日々笑い、泣き、絶望し、歓喜する、その感情の連続こそが宇宙を形作っていく源になるのです。

もしかしたら宇宙には地球と同じように多数の生物が存在し、同じように感情のエネルギーを出し続けている星がたくさんあるかもしれません。

だからこそ我々もこの活動を続けなければならない。

もしこの営みを止めてしまったら、宇宙全体のバランスが崩れて宇宙そのものが消えてしまう可能性だってあります。

人にとって大事なことはとにかく自分の人生を精一杯生きて(できることならこの星をより良くするように生きて)、次の世代にバトンを渡し続けていくことなんじゃないかなと思います。


先日「銀河鉄道999」の作者、松本零士さんが亡くなった際、松本さんの「遠く時の輪の接する処(ところ)で、また巡り会える」という言葉が紹介されていました。

通して見たことはないけど、999や「宇宙戦艦ヤマト」も近い考え方が提示されているのかな…。見てみたいです。


いや小難しいww

まあとりあえず、これからも頑張って生きていかないとですね!

ちなみにクリアまでにかかる時間ですが、私はのんびり&寄り道ばかりの旅なので2年かかりましたが、1日3時間毎日やった場合半年くらいで追いつけるようです。

ハードルが高い分、感動もでかい。覚悟ができましたらぜひどうぞ(^^)