大切なことはすべて音楽とゲームとマンガから教わった

ひきこもり系三大趣味について心に浮かぶことを書き留める

狼と香辛料

また古いアニメを…。

原作は2006年から刊行されている支倉凍砂(はせくら いすな)さんのライトノベルで、これまでに24巻、500万部以上の累計発行部数となっています。

アニメは2008年に1期、2009年に2期が放映され、何と来年2024年に3期が放映されるそうです!

人気ランキングの常連ではないですが、隠れた名作として時々紹介されるので、今回1期13話を視聴しました。


まず全体通して絵が綺麗。

ライトノベル王道の中世ヨーロッパ風の街並み、草原・山・森などの大自然、調度品や乗り物etc.2023年の今でも通用するクオリティなので、2008年当時は間違いなくトップクラスだったと思います。

絵が綺麗と感じさせるのに音楽も重要な要素だと思っているのですが、本作は音楽もよくマッチしていて良いです。

アニメ制作会社はIMAGINE、音楽は吉野裕司さん。


そして絵の綺麗さと連動するように、登場する女の子がみんな可愛い。これは当然重要な要素ですよねw

もちろん一番手は主人公の「ホロ」なんですが、2000年代という時代のせいか最初はあざといくらいの萌え見せをしてくるのでむむっと思いました。

しかし回を追うごとにそれにも慣れてきて、本作の特徴たる王道ツンデレ、狼であるが故のケモミミ・尻尾、あざとさ全開の上目遣いetc.最後には予定調和的美しさに昇華していきました。

そして途中から出てくる羊飼いのノーラ。ホロと対をなすような儚げな少女という感じでお気に入り(^^)

どこかで聞いたことがある声だなと思って調べてみたらやはり!CLANNAD古河渚ひぐらし竜宮レナ役の声優さんでした。

確かに儚げな役ばかり(竜宮レナは怖いけどw)。


ストーリーは基本的に商人、経済モノとして進んでいきます。

利益追求が最大の目的の中、商人同士の駆け引き、商会も絡んだ同盟と裏切り、無視できない教会の関与等、前提知識がないとついていくのが難しい場面も所々あります。

そんな中つい突っ込みたくなるのが主人公の商人ロレンスのお人好しさと脇の甘さw

商人の大義や正義はよく語るのですが、それにこだわるあまり騙されたり裏切られたりすること多数。

それをカバーするのがホロの機転と強さと可愛さという構図なのですが、「おいおいロレンス、それちょっと甘すぎないか?」という明らかにフラグ立つ場面が多かったですねw

まあその人柄だからこそいろんな女の子に好かれるという、これもまた予定調和的ハーレムなんでしょうけどね(^^)


中世王道ファンタジー、ケモミミ、商人モノ、このあたりにピンと来たらおすすめです。